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背脂チャッチャ系で一世風靡した名店の味がそのままに東新宿に復活! 『らーめん味里(misato)』

クリアなスープに背脂の粒がキラキラと光る、青と白のネギのコントラストも美しい「醤油ラーメン」700円

●香月出身の店主が守る名店の味
明治通り・大久保二丁目交差点近く、都営住宅戸山ハイツの1階店舗部に7月にニューオープン。

【「たこやき」に入れるとおいしい具材1位「チーズ」2位「もち」】

基本となるのは「醤油ラーメン」700円。クリアな醤油スープに背脂がギッシリと浮かぶビジュアルにピンときたら、古くからのラーメンファンだろう。30数年前に恵比寿にオープンし、“背脂チャチャ系”という言葉も生み出しながら東京のラーメンブームをリードした「らーめん香月」。

残念ながら昨年、完全閉店となったが、その名店の出身者が往年の味を守っているのが、この店だ。

スープは透き通った清湯ながら豚骨のうま味とコクを出したダシを、切れ味のいい醤油ダレで調味。そこに、粒のそろった柔らかな背脂をザルで切りながらまぶすように加えることで背脂特有の甘味とコクがプラスされ、アッサリとコッテリが調和した立体的な味わいになる。

これこそがかつての東京のコク醤油ラーメン。伝統ある味の復活だ。

●クリアな醤油味とコクある背脂とのコントラスト
伝統のスープにからむ麺は、歯切れよくスープの味の持ち上げもいい低加水のストレート細麺。具にはしっかりと味が染みた柔らかなバラロールのチャーシュー2枚と歯応えのいいメンマに、異なる食感が楽しめる青と白のネギが2種類。

はじめはふんわりと柔らかで甘味のある背脂が麺とからみ、コクを堪能しながら食べ進む。仕上げはキリッとダシの立った透明な醤油スープを飲み干して完食すれば、長年多くのファンをつかんできた複層的なスープのコントラストが実感できるだろう。

醤油のほかにも塩、味噌と各味がそろい、いずれも背脂のうま味が堪能できる。味付けの濃さや麺の硬さのほかに、背脂の増量も可。各人の好みの味わいを見つけるのも楽しい。

【店舗データ】
店名:らーめん味里(misato)
所在地:東京都新宿区戸山2-33 戸山ハイツ33 1F
営業時間:11:30~20:30
定休日:日曜
HP:なし
メニューはすべて税込価格

【その他メニュー名 価格】
・塩ラーメン700円
・味噌ラーメン750円
・ピリ辛味噌ラーメン850円

※この記事は2015年02月09日に公開されたものです

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