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最南端の島『波照間島』名所名物5選

『最南端』
旅人はこのような言葉に惹かれ、そこをこの目で見たいという衝動に駆られ旅立ちます。
今回は日本最南端の碑がある八重山諸島のひとつ「波照間島」の観光名所を紹介します。

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●日本最南端の碑

島の南岸にあります。一般観光で行ける最南端の場所です。
ここには昔訪れた人が作った碑と竹富町が建立した平和祈願の碑があります。
常時南からの強風が吹いているので背の高い植物もなく、岸壁は風に巻き上げられた海水に晒され、むき出しになった黒い岩肌が海岸線に延々と広がっています。
その岩をよーく観察すると古代の化石も容易に発見でき、海の底から出来上がった島だというのを実感できます。
長年風と波に削られてきた岩肌は鋭く、気をつけないと服が破られてしまいますので散策の際はご注意を。

●高那崎

島の南東部。日本最南端の碑から続く岸壁沿いにあります。
何もない岬ですが、それ故にこの岩と空と海だけの荒涼とした光景と絶海の織り成す空間は『最果てまで来たんだ』という実感が沸いてきます。

●ニシ浜

島の北部。波照間港から歩いていける距離にあり、海の色がとても美しく観光客がこの島に訪れる魅力のひとつとなっています。
沖縄八重山諸島はサンゴ石のビーチが多い中で、ここは地面が細かい砂なので裸足で歩けます。
波照間島には他にもペー浜とペムチ浜があり、ペー浜はニシ浜から歩いていけるので、ニシ浜が混んでる時はこちらにも行ってみるといいでしょう。
ペムチ浜は島南岸にありますがこちらは太平洋に面しており、潮流が速いので遊泳禁止となっています。

●泡波

この島で生産されている泡盛です。その生産量の少なさから『幻の泡盛』と言われており、島内では安く買えるが島の外、石垣島などになると値段が上がります。これが沖縄本島になると更に値段が……東京でもこのお酒を扱ってるお店はなかなかないと思われます。

それ故にこの島に訪れた人はこぞって買っていくそうです。

●たましろ

島内に点在している民宿のひとつ。ここの宿でインパクトがあるのは「食事」です。
その量が半端ないもので、夕食だけでもソーキそば大盛り+ご飯大盛り+お刺身+フルーツ+漬物+その他数点&ご飯お代わり自由といった体育会系が喜ぶような大ボリューム!!
そこにあの「泡波」が飲めるというサービスっぷりです。当然朝食も凄いです。
民宿 たましろ
沖縄県八重山郡竹富町字波照間539

最後にこの島への行き方ですが、まず飛行機で石垣島へ。そこから波照間島行きの船が1日3便出ています。
そして島への船旅ですが、波照間島は八重山諸島の南の外れに位置しています。
最初は西表島や黒島などに囲まれた珊瑚の浅瀬を航行しますが、そこを抜けると太平洋の荒波に晒されますので波の高い日は確実に酔うとみていいと思います。酔い止め薬必須です。
そのかわり波照間島は本州とは違ったのんびりとした時間が流れる島です。
ゆっくり羽根を伸ばしたい方は、ぜひ足を運んでみてください。

※この記事は2015年01月25日に公開されたものです

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