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専門家 生活

【女の嘆き】引け目を感じる「未婚女子」……自分のためにしか生きていない私は未熟ですか?

三吉野愛子

「あの子っていいなぁ! 私なんて……」「今、私ってどう見えてるんだろう」など、他人と比較して自己評価が下がったり、同性・異性の目に自分がどう映っているかを気にしすぎたりすること、ありますよね。心理コーディネーター・三吉野愛子が、そんな複雑な女ゴコロを解説し、嘆きの処方箋を出します。自分らしく輝いて生きるヒントをチェックして!

<今回の嘆き>
家族や親戚、地元の友人たちと過ごした年末年始。普段、東京で恋や仕事に明け暮れているときには気にならないのですが、地元で家庭を持った友人たちと会うと、そのまったりとした平和なムードに独り身の寂しさが身にしみます。「家族がいると、自分のことはあとまわしだよ」と嘆く彼女たちが大人に見え、自分のためにしか生きていない私は未熟なのではないかと自信喪失です。せめてウエディングドレスが似合ううちに結婚したいという願いは、今年もまた夢で終わるのでしょうか。

未婚女子の苦しさは、今の自分は決してマイナスではないのに、ついつい既婚女子と比べて「欠けた感じ」を持ってしまうことではないでしょうか。しかし、あの子と比べて自分が何を持っているかいないか、という視点から生まれた自己評価は不安定な性質を持っています。自分の粗探しをするモードになれば劣等感に見舞われ、相手の粗探しをするモードになると優越感に浸り、というように、コインの裏表のごとく自己評価が変わるのを想像していただければわかるでしょう。つまり、自分以外の誰かと比べて上がったり下がったりする自己評価というのは当てにならないのです。

では、「未婚」の状態を引け目に感じることなく、自分らしく生きるにはどうしたらいいのでしょうか。以下に、未婚女子の心のブレを整える考え方をご紹介します。

<女の嘆きへの処方箋>
●その1 「結婚して子どもを持ったら一人前」というルールを脇に置く
多くの人がひそかに縛られているこのルール。両親からそのように言い聞かせられて育ったかもしれないし、誰かが言ったことが耳に残っているのかもしれません。しかし、この考え方に縛られすぎると、せっかく自分が積み上げつつある経験が自信として定着しにくくなります。結婚は、たしかに人の価値観を大きく変え、成長を促す経験ではあります。だからといって、未婚という理由だけで自分の評価を値引く必要はまったくないのです。どんな人でも、仕事経験、恋愛経験、家族の問題などのさまざまな経験を積み重ねて今があるはず。未婚の自分の価値を疑うより、「これまで生きてきた自分」に誇りを持って、一日一日を大切に過ごして。

●その2 「結婚の理想と現実」をバランスよく見定める
結婚すれば、寂しくないし、安心だし、経済的にも楽だし、世間体もいいし……と、理想やプラスの要素ばかり見積もっていると、それが手に入らない「未婚」の惨めさが募る一方です。結婚は恋愛のひとつの集大成とも言えますが、その先には長く地道な日常があり、独身のときには想像もしなかったようなシビアな問題が起こることもあります。焦りが出たときは、結婚の先にある現実の生活を思い描いて、「私は、結婚を迎え入れる準備ができているだろうか?」と自分に問いかけてみて。既婚者に、「結婚して手に入ったものと、手放したものは何?」というテーマで話しを聞いてみるのも、結婚を現実的にとらえるいい方法です。

●その3 「自分のために吟味する時間」を大切にする
極端な話ですが、籍を入れたり結婚式を挙げたりするだけなら、気力さえあれば何度でもできます。しかし、予期せぬトラブルを協力して乗り越えられる相手というのは、そうそう何度も出会えるわけではありません。長い結婚生活の中には、「この人がパートナーでなければ乗り越えられなかった」と振り返るような局面が必ずあります。それを愛や相性という言葉で片づけるのは簡単すぎますが、このパートナーシップこそ結婚の醍醐味。何を与え合い、どう協力し合うかは夫婦の組み合わせごとに異なりますので、ぜひとも未婚のうちに自分の資質を棚卸し、どんな相手となら協力関係を築けそうかをシミュレーションしてみて。

年齢や一般常識、周囲のあと押しよりも、自分の気持ちに迷いがなくなるときが一番の結婚適齢期。自分の生き方について、結婚の意味について、そして相手との相性について、じっくり吟味する時間を惜しまずに。

※画像は本文と関係ありません

(心理コーディネーター:三吉野愛子)

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