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新成人が理想とする働き方、2年連続「プライベート重視」で「地元」志向―理想の社会人は「父親」

新成人の働き方の傾向

その年の「ベストチーム」を表彰し、日本のチームワークの向上と促進を提案するベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、若者のチームワークに関する調査の第15回目として、2015年の新成人400人に「将来の働き方」に関する調査を行った。

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新成人の理想の社会人

新成人の理想の社会人1位は「父親」、2位は「両親」 著名人では2年連続「イチロー」がトップとなった。

理想の社会人像を聞いた自由回答の質問では、「父親」と回答した人が最も多く、続いて「両親」、「先生」、「先輩」、「イチロー」の順となった。

1位から6位までは、2014年同様、親や先生、先輩が占めており、身近な存在が20歳までに大きな影響を与える傾向があることがわかる。名の挙がった著名人は、「イチロー」「松岡修造」「スティーブ・ジョブズ」「櫻井翔」となり、「イチロー」に関しては2014年も5位だったため、2年連続で「新成人が憧れる著名人」となった。

新成人の働き方の傾向は、「プライベート重視」で「地元志向」2014年調査よりもその志向が若干高い傾向とわかった。

どんな働き方をしたいかを聞いた選択式の質問では、75.4%の人は「プライベート重視で働きたい」と回答した。「バリバリ働きたい」人は19.7%、「働きたくない」人は4.9%という結果になった【図2】。2014年同様の質問をした調査と比較すると、より「プライベート重視」の志向が高まっている傾向がみえる。

前回の調査と大きく違う点は、理想の社会人1位が2014年は「母親」であったのに対し、2015年は「父親」であった点、働きたい組織1位が、中小企業から大企業となった点の2点で、あとは前年と大きく変わらず、よりプライベートと地元志向が強まったといえる。

(エボル)

※この記事は2015年01月06日に公開されたものです

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