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捨てなきゃよかった! 断捨離して後悔したモノ「家庭科の教科書」「ヘソの緒」「セーラームーンのグッズ」

中澤美紀子/OFFICE-SANGA

身の回りを整理して、必要ないモノを思い切って処分する「断捨離」がブームになりましたね。捨てたあとは気分がスッキリしますが、いきおいあまって時には必要なモノまで捨ててしまい、あとで落ち込むことに……。そこで今回は働く女性に、「捨てて後悔したモノ」を聞いてみました。

■実はまだ使えた!

・「引っ越しのときに捨ててしまった裁縫道具。針とか糸とかフェルトとか、今になって必要になったモノがありすぎて、今から集めるとなるとお金がかかりすぎる」(28歳/その他)

・「靴下の片方ですね。あとから見つかった……」(27歳/アパレル・繊維/事務系専門職)

・「ビスチェ。学生時代、福袋に入っていたデニムのビスチェを持っていたが、着なかったので捨ててしまった。しかし今年ブームだったため、捨てなければよかったと後悔」(28歳/機械・精密機器/技術職)

・「家庭科の教科書。意外と使い道があった」(25歳/小売店/販売職・サービス系)

買い直すときは「もったいない!」のひと言ですね。まさか今、使うことになるとは思わなかった! と声を上げてしまいます。

■思い出の品は残しておくべきだった

・「ランドセル。最近の子どもが持つハイテクなものではなく、昔ながらのランドセルには小学校の思い出がいっぱい詰まっていたはずだから」(33歳/その他/秘書・アシスタント職)

・「反抗期の時期にヘソの緒を捨ててしまって、大人になってから後悔している」(26歳/情報・IT/事務系専門職)

・「写真。たまっていくばかりで捨てたのですが、やっぱりあとで思い出してみたくなった」(32歳/医療・福祉/専門職)

それを見るだけで、学校で楽しく過ごした時間や、元気に遊んだ記憶がよみがえる貴重な品。お金をいくら出しても、取り戻せないのがツライところ。

■捨てたせいで不自由になった

・「飛行機の搭乗券。あとからマイルを登録するのに座席番号がわからなくなった」(28歳/金融・証券/営業職)

・「タオルとか、いまさら必要になってきた」(28歳/金融・証券/事務系専門職)

・「テレホンカード。地震のときに携帯が使えず、公衆電話に並んだけど、スイカなので細かいお金がなくて……」(28歳/運輸・倉庫/技術職)

かさばるモノはともかくとして、小さなモノは迷ったら残しておくほうがよいかもしれないですね。

■趣味のグッズは一生モノ?

・「子どものころ大事にしていたセーラームーンのグッズ、今ジワジワ来ているみたいなので」(31歳/医薬品・化粧品/技術職)

・「ポケモンのフィギュア。ネットのオークションで売れるとあとで知ったので」(27歳/印刷・紙パルプ/秘書・アシスタント職)

・「漫画。あとから読みたくなってまた買うことがあるから」(31歳/医療・福祉/専門職)

昔、持っていた趣味のグッズがいつしかレアアイテムになっていることも。残しておいたらお宝博物館になっていたかもしれないのに……。

みなさん、けっこう断捨離ミスを経験しているようですね。写真や漫画、教科書など、取りあえずここで挙がっているアイテムは、捨てる前にいったん、時間をおいて考えてみるとよさそうです。それでもハッキリ「必要ない」と確信を持てたら、今まで家にいてくれたことに感謝して、ていねいに処分しましょう。

(中澤美紀子/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2014年11月にWebアンケート。有効回答数244件(22~34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません

※この記事は2014年12月22日に公開されたものです

中澤美紀子/OFFICE-SANGA

普段、足を運ぶのは店や文化施設などひたすら「屋根のある場所」! 年々戸外の空気から遠ざかり、濃密な屋内時間を過ごしているモノ書き女。

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