冷凍野菜のススメ。ビタミン量が常温よりも増える
忙しい現代人にとって冷凍食品は強い味方です。
中にはとにかく何でも冷凍すれば長持ちすると思って、品質低下も気にせずに冷凍庫へポンポン放り込んでしまうツワモノもいますが。
【冷凍野菜vs.新鮮野菜―どちらの栄養価が高い?「冷凍の方が栄養価が高いことも」】
あなたは冷凍食品をどのように取り扱っていますか?
冷凍食品財団とカリフォルニア大学の研究によると、冷凍食品に使われている果物や野菜などの栄養価は冷蔵や常温保存の野菜とほとんど変わらないことが明らかになりました。
それだけではなくその中のいくつかは冷蔵や常温保存時よりも栄養価がアップするそうです。
研究者たちはイチゴなどのベリー類、人参、コーン、ブロッコリー、グリーンピースなどに含まれている8つの栄養素を収穫直後、冷蔵庫に保管中、冷凍庫に保管中の3つに分けて分析しました。
その結果コーン、グリーンピース、ベリー類のビタミンCの割合は常温や冷蔵保存時よりもかなり高くなっていたそうです。
他の栄養素、たとえばカルシウム、亜鉛、食物繊維などを調べてみると、何一つ失われていたり少なくなっている栄養素はなかったそうです。
このことから、研究者たちは冷凍食品は私たちが思っているほど体に悪いわけではないと語っています。
特に野菜類はもっと有効活用しても良いのかもしれません。
自分で野菜を買ってきて冷凍する場合は、栄養価がアップするものをチェックしどんどん
冷凍して、大切な栄養源を長期保存するのもおすすめです。
※この記事は2014年11月14日に公開されたものです