お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

やりがち注意! 大好きな人と一気に仲よくなろうとして、ついやってしまう4大反則技

羽林由鶴

手帳を持つ女性仲よくなるために大事なのは……こんなふうに考えてはいませんか? そしてつい暴走していませんか? 勇気を出してがんばったのに……そういう気持ちはわかります。でもね、大人の恋愛では、むしろそれは反則技。相手も大人の男性であるならば、どうしたらいいか困らせるだけ。特に、つい焦るとやってしまうことがこちら! これ全部反則技。お気をつけくださいね。

 

■唐突に連絡先を聞く

あまり会話もしていないのに、ともかく連絡先ゲットに命を燃やしてしまうのは反則技です。大人の男性だったら、もちろん拒否はしないでしょう。でも、ここで誤解してはイタイ女性になってしまいます。連絡先を教えてくれたのはイコール可能性があるからではないんですよ。男性にとって、上手に断ることができなそうだと思えば、連絡先を教えるほうが簡単です。

でもね、連絡先を交換しても、彼があなたとかかわりあいたいという気持ちがなければ、そこから仲よくなるのは困難です。なにしろお互いに初対面に近ければ、何を話していいのかもわからないのが当然。あいさつ程度のやりとりはできても、続いていかないのが普通です。特に文字がベースのやりとりでは、今相手が何を考えているのかを知ることさえも難しいですからね。

■他人に仲を取り持ってくれるように頼む

好きな人と直接かかわることが不安だったり、できなかったりするときに、他人になんとかしてもらおうと思うのは反則技です。特に彼が断れない関係性の相手に頼んだらいいと考える女性は多く、彼の上司や先輩、親友などに連絡先を聞いたり、仲を取り持ってくれるように頼んだり、時にはデートのセッティングまでお願いします。

でも、これって逆効果。あなたにとってマイナスです。そもそもあなたとかかわりたいと思っているのではありません。呼ばれたからしかたがなく来たのです。その場をやりすごすために、その日だけつきあってくれています。だけどよく考えてください。これから結婚まで、すべてを誰かに頼むことはできません。結局は自分でかかわらないことには先に進めません。正々堂々と最初から、彼と向き合うことが実はラブラブまでの近道ってことです。

■できるだけ長く一緒にいようとする

かかわるために、接点を増やそうとするのはいいことです。でもその気持ちが先行しすぎて、状況を考えずに無理やり引きとめるように長い時間一緒にいようとするのは反則技です。むしろ短い時間でもいい印象で離れたほうが、「また会いたいな」という思いを抱かせます。できるだけ長く一緒にいようとしたことで、彼が疲れてしまったら逆効果です。だってあなたといると疲れるという印象を与えることになってしまうのですから。これでは仲よくなるどころか、避けられる人になってしまいます。電話やメール等のやりとりでも同じです。注意しましょう。

■デートに無理やり誘う

まずはともかく、デートをしようと考える人がいます。デートをすれば仲よくなるというのは間違った思い込みです。大好きな人と、いきなり一対一になったとします。どこに行くのも、何をするのも、すべて手探りです。ちょっとした会話さえ、何を話せばいいんだろう? なんて不安と緊張でいっぱいになるだけですよ。

すでにある程度気心も知れた、信頼関係がある2人なら、どこに行っても、何をしても、それなりに楽しくできるものです。デートが成功するかどうかは、デート以前の関係性でほぼ決まってしまいます。だから無理やりにデートに誘うことは意味がありません。最初のデートの印象が悪ければ、二度目のデートなんて、永遠にありませんからね。

■羽林由鶴からのメッセージ

大人同士が仲よくなるためには仕組みがあります。この仕組みとちがうことをすれば、相手を警戒させたり、怖がらせてしまうもの。変なことに巻き込まれるのは誰だって嫌です。思いが募ることで極端な行動に出てしまえば、そのあと仲よくなるチャンスは永遠になくなってしまいます。男女問わず大人はみんな「傷つきたくない」と思っています。ここは大人同士の仲よくなる仕組みにのっとり、ゆっくり少しずつかかわりながら信頼関係を作っていくことを目指すしかありません。相手を理解していくことで安心できる関係に愛が育っていきますからね。

(羽林由鶴)

※この記事は2014年10月24日に公開されたものです

羽林由鶴

103kgの恋愛カウンセラー。著書に『なぜか相手がホッとして愛してしまう癒し系の女性になるヒント』(青春出版社)など。最新刊は『あきらめる生き方』(泰文堂)

この著者の記事一覧 

SHARE