ルーブル美術館、ベルサイユ宮殿、オルセー美術館が毎日オープンに
今まで月曜日か火曜日が休館日だった、ルーブル美術館、ベルサイユ宮殿、オルセー美術館が、近々、毎日オープンにすることをフランス政府が発表しました。3つの施設の休館日の調整は、2017年までには実現されそうです。
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文化省は、これらの施設の休館日をなくすことによって、アクセスがよくなり、より多くの人が作品を見ることができると期待しています。
休館日をなくすことに対し、従業員を代表する労働組合からは「休館日に実施していた清掃をいつやるのか?夜に清掃すればコストが増える。」など、実務的な問題も出ているようです。
文化庁は、これから労働組合と協議をすることを発表しています。そして7日間オープンにすれば、入場者数が増え、チケット代が経費を上回るので、プラスの経済効果が見込めることも加えています。
ロンドンでも、ナショナル・ギャラリーや大英博物館のような最高位の美術館には、休館日がありません。ニューヨークの近代美術館も同様です。
旅行サイトTraveller によれば、ルーブル美術館は、年間920万人が訪れる、世界で最も入場者の多い美術館です。そして、パリの南西にあるヴェルサイユ宮殿には、年間700万人が、オルセー美術館には350万人が訪れています。
Louvre, Versailles, Musee d?Orsay: France?s top museums to open seven days a week
http://www.traveller.com.au/louvre-versailles-musee-dorsay-frances-top-museums-to-open-seven-days-a-week-10p010
※この記事は2014年10月20日に公開されたものです