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“スマホ世代”20代で手帳が人気! スケジュール管理ツールや手帳の使い方に関する実態調査―日本能率協会マネジメントセンター調べ

日本能率協会マネジメントセンターは、20代~60代の男女2,060名を対象に、スケジュール管理ツールや手帳の使い方に関する実態を調査する、『第8回「あなたの手帳の流儀」調査』を実施、結果を発表した。調査方法はインターネット調査、調査期間は2014年8月。

スケジュール管理のメインツールは、昨年に引き続き今年も「手帳」がトップ。2位は「スマートフォン」となったが、スマートフォン保有者の割合が約8割と最も高い20代で、手帳をメインツールとして使う人の割合が43.2%と、最も高い結果となった。また、来年2015年のスケジュール管理ツールの予定を聞いたところ、メインツールを「手帳」と回答した人が47.4%と、今年を上回る数値となる見込みとなった。

スケジュール管理のメインツールとして、手帳やカレンダーなどのアナログツールを使用している“アナログ派”は58.4%。一方、スマートフォンやパソコンなど、デジタルツールを使用している“デジタル派”は40.7%と、スケジュール管理においては“アナログ派”が“デジタル派”を上回る結果に。

スケジュール管理における、「アナログ派」「デジタル派」の割合

手帳を使いこなしている人のイメージを項目毎に聞いたところ、「信頼できる」は89.8%、「仕事ができる」は82.8%、「賢い」は79.3%の人が「そう思う」と回答。特に20代男性は、他の世代と比べ、手帳を使いこなしている人に対するポジティブなイメージが強い傾向となった。

手帳を使いこなしている人のイメージ

スケジュール管理に限らず、手帳をどのような用途に使用しているかを聞いたところ、男性が平均3.6通り、女性が平均4.2通りの用途に使用していることが分かった。男性に比べ、女性の方が様々な内容を手帳に書き込んでいるということが明らかになり、中には「スケジュール管理」はもちろん、「日記」、「夢や目標、やりたいことを掲げる」、「仕事・業務の記録」、「ファッション・美容に関する記録」、「趣味に関する記録」、「マネー管理」などの情報を手帳に集約している女性も。手帳のサイズは、男性には小型サイズ、女性には大型サイズが人気で、用途が多い女性はたっぷり書き込めるサイズの手帳を選ぶ傾向に。

使用している手帳のサイズ

現在メインで使用している手帳のレイアウトは、「月間カレンダータイプ」がトップで全体の52.2%、特に女性では約7割と高い結果に。レイアウトの調査を開始した2008年以降、「月間カレンダータイプ」が7年連続トップとなった。

メインで使用している手帳のレイアウト

メインで使用している手帳のレイアウト(年別)

もし手帳をなくしてしまったとしたら、それを取り戻すために支払える金額は「5,000円未満(72.7%)」と回答した人が最も多かった。一方で、約4人に1人は「5,000円以上(27.3%)」と回答。0円と回答した人からは「たいしたことを書いていないから失くしても困らない」という意見が多く聞かれたが、高額回答者は「手帳は命の次に大事(100万円/30代男性)」や「大切な思い出だから(100万円/30代女性」など、記入する内容や活用度合いによって、手帳の価値が異なることに。また、「個人情報が入っているから(10万円/30代女性)」という回答も。

なくした手帳を取り戻すのに支払える金額

※この記事は2014年10月09日に公開されたものです

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