アンタのせいで!!　彼氏の元カノが原因で破局してしまった女たち

「過去のことは気にしない」なんて口では言っていても、やはり心の中では気になってしまうのが彼氏の元カノ。時には、「なんとなく」だけでは済まず、元カノの存在が破局を招いてしまうケースもあるようです。今回は、そんな経験を持つ女性たちにお話をうかがいました。

■元カノのせいでケンカ！（カヨさん／26歳／出版）

「ちょっと前に、2年間つき合った彼氏と別れました。ある出来事がきっかけで大ゲンカをして、そのまま別れてしまったのですが……。その原因となったのが、彼氏の元カノです」

カヨさんとつき合いはじめる直前まで、彼氏と交際していた元カノの存在が、破局の引き金となってしまったそうです。

「きちんと元カノと別れてから私に交際を申し込んでくれたので、私はそれほど気にしていなかったのですが……。それが、実は私に黙って、2人はメールのやり取りを続けていたようなのです。つき合いはじめて1年ほどたってから、私はそれに気づきました」

メールのやり取りをしていたことに加え、それを隠していたことにもショックを受けたカヨさん。感情的になり、彼氏を問い詰め、責めてしまいます。

「『浮気していたの!?』『もう信用できなくなる！』と責めました。すると、最初は謝っていた彼も頭にきたようで……。『そんなに悪く言われる筋合いはない！』と、ついに逆ギレ。そうして、収拾がつかないほどの大ゲンカに発展したんです」

お互いに譲れない状態となってしまい、しばらく距離を置くことに。そして、そのまま別れてしまったそうです。「きっと彼は、本当に友だちとして元カノと連絡をとっていただけ。きちんと言い分を聞いてあげればよかった」とカヨさん。冷静に話し合いができれば、結果は変わっていたかもしれませんね。

■大きすぎた元カノの存在（モモコさん／28歳／小売店）

「元カノを気にしすぎて、彼氏に振られてしまった経験があります。彼の元カノは共通の友人で、ときどき一緒に遊んだりする仲でした。元カノは見た目もキレイで、しかも性格がいい。一緒にキャンプに出かけたこともあるのですが、本当に気配りができて、料理も上手でした」

とても素敵な元カノと、どうしても自分を比べずにはいられなかったというモモコさん。彼がモモコさんを選んでくれたとはいえ、常に不安がつきまといます。

「私は料理も下手ですし、見た目も地味。どう考えても、元カノより優れている部分なんてないと思ってしまったんですね。それで、彼にいつも不安だ、不安だと言っていました。『私のどこがいいの？』なんて、何回聞いたかわかりません」

そんなモモコさんの態度に、彼氏も疲れてしまったのでしょうか。ついに、「そんなに俺のことが信用できないなら、もう別れよう」と言われてしまったのだとか。

「当時は、『やっぱり私じゃだめなんだ』と思ってそのまま別れてしまったのですが、今思えば、彼は私のことをとても大切にしてくれていました。それなのに、いつまでたっても彼のことを信じようとしない私に、嫌気が差したのでしょう」

自分に自信を持つというのは、簡単なことではありませんよね。元カノが素敵な女性なら、なおさらかも。

■敵は元カノ（チャコさん／29歳／小売店）

「学生時代から友だちだった男性とつき合うことになったのですが、その彼の元カノも同じ学校の同級生。私も友だちで、ときどき一緒に食事をするような関係でした」

女友だちが元カノ。何やら複雑な関係ですが……。

「その元カノが、私と会うたびに彼の悪口を言うんです。『アイツって、こんなところあるから大変でしょ？』といった感じで。とにかく、つき合っていたときの愚痴を、延々と聞かされました。そこで真面目に否定するのもどうかと思ったので、私は適当に『そうだよね～』と言って話を合わせていたんですよ」

それでも、自分の彼氏を悪く言われれば気分がよくありません。元カノとは極力会わないようにしようと考えはじめたときに事件が……。

「元カノが彼に、『チャコちゃんが、あんたの悪口を言っていたよ』と密告したようなのです。彼の態度がおかしいので『どうしたの？』と聞くと、『気に入らないところがあるなら、ほかの人に言ったりしないで、直接言えよ』と怒られました。そこで、元カノが彼に告げ口をしたんだとに気づきました。結局、何を言っても彼には信じてもらえず。別れることに。しかも、その後友人から彼と元カノがモトサヤにおさまったという話を聞いて……」

今でも、思い出すと怒りがこみ上げてくるというチャコさん。彼女ではなく、元カノの言葉を信用した彼氏も彼氏ですよね。

彼氏のことを好きになればなるほど、元カノの存在が大きく見えてしまうものなのかもしれません。ただ、時にはチャコさんのように、実際に元カノが敵となってしまうケースも。心配しすぎはいけませんが、元カノが近くにいる場合、警戒はしておいたほうがよさそうです。

※画像は本文と関係ありません

（OFFICE-SANGA　森川ほしの）

※この記事は2014年10月03日に公開されたものです