その発言、アウトです! 男目線で「ないな」と思う逆セクハラ「男のくせに」「下ネタでからかわれる」
セクハラといえば、男性から女性に、というイメージがいまだに根強いものですが、男性からのセクハラ被害報告もチラホラ。仕事や飲み会のさなかに、軽い気持ちで言い放った言葉が男性を深く傷つけていることがあるようで……。そこで、オトコたちが「これはないな」と感じた、女性のセクハラ発言にまつわるエピソードをぶっちゃけてもらいました。
仕事中に言ってはいけないNGワード
・「男のくせにそんなこともできないのと、荷物を大量に持たせようとする女性」(36歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
頼みにくいお願いでも、「男だから」「男のくせに」といった婉曲表現を使うのはNG。困っているなら、ストレートに「運んでほしい」とお願いした方がお互いに気持ちいいものです。
クーポン利用はダメ?
・「お金のことで、ちょっとケチったり、クーポン券を利用したりすると『男のくせに』という女性。そういう人間の方が、明らかに性差を差別的にとらえていると思う」(31歳/不動産/事務系専門職)
クーポンを使う男性は女々しいということでしょうか? 「お金はオトコが出すもの」という意識もセクハラになるのかもしれません。
下ネタが嫌いな男もいる!
・「からかいまがいの下ネタ。気分も良くないし、自分を持ち上げたい感がアリアリ」(34歳/金属・鉄鋼・化学)
仕事中はもちろん、合コンや飲み会でも下ネタはご法度。相手が嫌がることを言わないのは、大人として当然のことです。
「夜」のことは聞かないで
・「彼女との夜のことを聞かれた」(37歳/通信/技術職)
女性は興味本位で聞いたのでしょうが……。もしも男女逆だったら即アウトです!
質問するにもほどがある
・「彼女いないの? いつから? どうして? とやたらめったら、同僚に質問しまくる先輩お局。嫌味で聞いているとしか思えなかった」(35歳/機械・精密機器/営業職)
たとえ悪気がないにしても、失礼なことを聞いていることに早く気づいて欲しいものです……。
オトコだって恥ずかしいのに……
・「腹踊りさせられたこと。宴会の席で、なぜ男性だけしなければならないのかわからない」(27歳/金融・証券/専門職)
自分から進んでするのならまだしも、腹踊りの強要はセクハラといえそうです。それにしても、飲み会での腹踊りはそんなに楽しくもないのに、どうして今でも続いているのかわからない……。
気軽に触らないで!
・「飲み会のときにやたらタッチする女性」(26歳/人材派遣・人材紹介/営業職)
深い意味がなくボディタッチする女性もいるようですが、浅い付き合いの相手からベタベタされても困ってしまうもの。酔っているとはいえ、乱発しないよう気をつけて!
少し前までは、男性から女性へのセクハラ発言が問題視されることが多かったのですが、女性からセクハラを受けて嫌な思いをする男性も増えてきているようです。男性だから女性だから……ということでなく、職場でしても良い話、ふさわしくない話の区別をつけて、お互いに不快な思いをせずに仕事ができるようにしたいものです。
※『マイナビウーマン』にて2014年9月にWebアンケート。有効回答数114件
※画像は本文と関係ありません
(OFFICE-SANGA ゆめみん)
※この記事は2014年10月02日に公開されたものです