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歴史を感じる街、長野県の松本で訪れたい3つのおすすめスポット

長野県の中央部からやや西に位置し、東京からは高速バスで約3時間ほどで足を運べる松本市。平野部は山に囲まれ、昼夜の寒暖差が大きく熱帯夜はほとんどないのが特徴です。夏場はたくさんの登山客や観光客が、世界各国から訪れます。

歴史を感じられるスポットも数多く存在し、今回はその中でも「せめてここは訪れたい!」というおすすめスポットを3つに絞ってご紹介していきます。

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1.松本城

ご存知の方も多いのではないでしょうか。

国宝・松本城は、訪れた人を魅了してやみません。5重6階建ての天守としては日本最古です。天守とは、お城の中で最も目立つ建造物のことを指します。実用的な面としては物置として使われていたことが多いのだとか。

また、権力の大きさを表す役割を持ちます。お城の大きさが権力の大きさということですね。

また、松本城の外壁の黒さの秘密は、ある人物への忠誠の表れと言われています。天下統一をしたあの人物、豊臣秀吉です。秀吉が天下統一をした1590年に松本城の主が小笠原氏から石川氏に入れ替わり、お城の整備を進めました。

石川氏は秀吉への忠誠を近い大坂城と同じ黒色にしたそうです。

観覧料金・開城時間:
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/miryoku/siro/kanranannai.html

2.はかり資料館

「はかる」道具をたくさん展示している館です。重さをはかるもの、長さをはかるもの、体積をはかるもの、また何を対象するかによっても使用する道具が変わってきます。

はかり資料館は元々「竹内度量衡店」というお店でした。度量衡とは「もの」の物理量をはかることで、度は長さ、量は体積、衡は質量を指します。長野県の中信・南信地方では蚕糸業が盛んで、蚕糸業には「はかる」ことが欠かせませんでした。

写真の秤は蚕の雄雌を選別するものです(雌の方が10mg重い)。これの登場以前は、熟練者が性別を見分けるしかなく、誰でも見分けられるようになったのは画期的なことでした。松本と蚕糸業と「はかる」には、このような関係があったのですね。

観覧料金・開館時間:http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/wordpress_index-p_140-htm

3.塩井の湯

塩井の湯は、看板建築のデザインが取り入れられている銭湯です。看板建築とは、木造や土蔵の建物の壁面に洋風の装飾をしたものを言います。1923年から昭和初期にかけて東京を中心に流行りました。主に商店建物に取り入れられ、通りから屋根が見えない様子が看板のようにみえることから看板建築と呼ばれました。

松本は蚕糸業が盛んで発展していたため、都市部からの文化も比較的早く入ってきました。建築デザインから当時の発展具合を知ることができるのです。

松本ではここの他にも、いくつか看板建築が見られます。ちなみに塩井の湯は、鉱泉を使用しています。鉱泉とは治癒成分を含んだ湧き水のことで、温度が低いために温泉とは区別されます。街中で効能を享受できるお風呂は中々お目にかかれないのではないでしょうか。

歴史を感じ、体も癒される。ぜひ一度は訪れてみたいですね。

営業時間:15時~22時
定休日:月曜日

今回紹介した他にも、松本にはまだまだ歴史スポットはたくさんあります。何度も足を運び、歴史スポットを発掘していくのも楽しいのではないでしょうか。

※この記事は2014年09月28日に公開されたものです

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