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足を運んでこそわかる!日本酒の、本当の味を巡る旅(青森県 津軽地方)

通販で買ったお酒と、産地で手に入れたお酒とでは、どちらが美味しく感じるでしょうか。

後者の方だと言う方が多いと思います。産地に足を運ぶと、地元にしか流通していないお酒に巡り会うことも出来ます。

青森県は大きく分けると、津軽地方(日本海側)と南部地方(太平洋側)とに分かれます。また、蔵元の分布も同じように分けられます。

今回は青森県津軽地方を「大きく回る」をテーマに酒蔵を5つ紹介いたします。

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・株式会社 西田酒造店(http://www.densyu.co.jp/index.html)

西田酒造店の「喜久泉」は、いつまでも喜びが続くように、という願いが込められており、創業以来途絶えること無く作り続けられています。「田酒」という銘柄は、全工程手づくりの純米酒をつくろうと奮起し、商品化までに3年を費やしたお酒です。

今では幻といわれる酒米「古城錦」を、農家に依頼して復活させて「田酒 古城乃錦」として地元向けに販売しています。

なお蔵元での小売り販売はされておらず、取扱店はこちらで紹介されています。

所在地:青森県青森市油川大浜46

・株式会社 斉藤酒造店(http://www.matsumidori.co.jp/kaisya.html)

斉藤酒造店の創業は明治37年。しかし江戸末期から既に、お酒の元である「酒母」を製造していました。この酒母を津軽地方全体の蔵元に販売することがお仕事でした。津軽地方の、お酒の大元と言えますね。醸造試験場がつくられ、試験場指導のもと各酒蔵で独自の酒母が開発されるようになってから、酒造りに転じたそうです。

かつて津軽全域の人が親しんでいたお酒の味、ぜひ堪能してみたいですね。

所在地:青森県弘前市駒越町58

・尾崎酒造(株)(http://www.ozakishuzo.com/?mode=f3)

尾崎酒造は、世界自然遺産に登録されている白神山地の麓にあり、また青森県西海岸に面しています。春は山菜、夏は海、秋は紅葉、冬はスキーと、四季折々を楽しめる大自然の中でお酒づくりをしています。お酒づくりには白神山地の湧き水を使用しております。

大自然の育くみを感じられる、壮大なお酒が味わえるのではないでしょうか。

所在地:青森県西津軽郡鯵ヶ沢町大字漁師町30

・株式会社 鳴海醸造店(http://www.applet1181.jp/kikunoi/index.html)

地元民の間では「菊乃井」として知られている老舗。藩が政治を行っていた時代の、建物が残る街の一角にあります。蔵元の家屋そのものが、市の有形文化財に指定されています。お酒とともに、黒石市や津軽地方の歴史を感じることができそうです。

水は井戸からの湧き水、お米・酵母もすべて地元産のものを使った酒造りは、まさに地元の味といえるでしょう。

所在地:青森県黒石市中町1?1

・白神酒造株式会社(http://www.sirakami-sake.jp/)

白神の自然が育んだ水をつかったお酒づくりにこだわっています。ここでつくられた日本酒は、自然の恵みから出来たものであり白神山地そのもの。自然や食文化と共にあるお酒をモットーに、お酒造りをしています。

所在地:青森県弘前市米ヶ袋字村元22

日本酒の蔵元は、100年以上続いている老舗が多く見られます。建物も昔ながらの造りで、当時の建築技術を見ることもできます。津軽地方の中でも、特に弘前市周辺は酒蔵が集中しています。お酒とともに、100年以上の歴史をもつ建物や街並を見て回るのもおすすめです。

※この記事は2014年09月27日に公開されたものです

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