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女は敵? 味方? 女性の心をリアルに描く、辻村深月の心境に迫る!

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若い女性を中心に、幅広い世代から支持される作家・辻村深月。甘酸っぱさとほろ苦さが同居した青春時代と、オトナの女性になった今だからこそ感じる葛藤を生々しく描いた、彼女の初期作品『太陽の坐る場所』がついに映画化。10月4日(土)に公開されます。

(C)2014「太陽の坐る場所」製作委員会

そこで、ファンからも根強い人気を誇る本作が映画化されるにあたっての、辻村さんの心境に迫りました!

『太陽の坐る場所』は、学校中の人気を集め、クラスの女王として君臨していた響子(水川あさみ)と、いつも彼女の傍にいた、同じ名前を持つ同級生の今日子(木村文乃)。映画では、そんな2人の“キョウコ”を中心とする同級生たちの“あのころ”と“10年後”が交互に描かれています。10年の間に光と影が逆転した彼女たちの心の揺れ動きを、辻村さんはどのような視点で見たのでしょうか。

辻村 原作では、映画の中の響子も今日子もすべて“キョウコ”というカタカナで表記されていて、ひとつのトリックになっています。でも今回、この作品を映像化するうえで、表記の判断は監督にお任せしました。登場人物一人ひとりの心情を追っていただけるような作品になるといいな、と。ですから、この映画は「ミステリー」というよりは「青春群像劇」になるだろうと思っていましたが、水川さんと木村さん演じる2人のキョウコを見て、「この2人にいったい何があったんだろう?」「これからどうなっていくんだろう?」と最後まで惹きつけられてしまいました。映画でもこの2人の間にある“何か”がとても大きな謎になっているし、しっかりミステリーになっていると感じました。

ミステリーでありながらも、女性の内面・生き様がリアルに描写され、共感できる見どころが満載の本作。辻村さんも「原作を書いているときよりも、映画を見て気づいたことがたくさんあった」そう。

辻村 外の世界に行ったら闘う相手はたくさんいたかもしれないのに、狭い教室の中では、張り合ってしまい「どちらがキョウコなのか」と戦うことになってしまいます。そして、映画を見て、「私はこの瞬間が書きたかったんだ」と気づいたのは、キョウコの敵はキョウコだったけど、やっぱりキョウコのことをいちばんに理解していたのもキョウコだったんだな、ということ。「女の敵は女」とよく言われがちですが、それでもやっぱり「女の味方も女」なんですよね。

辻村さん自身も、完成した作品を見て「原作の空気感を表現してくださった」と太鼓判を押す映画『太陽の座る場所』。要チェックです!

◆『太陽の坐る場所』
10月4日(土)より、全国ロードショー
9月27日(土)より、山梨にて先行ロードショー
http://taiyo-movie.jp/

(C)2014「太陽の坐る場所」製作委員会

(ヤマイナギ/六識)

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