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いつもと変わらぬ日々から抜け出す鍵「フロー状態」―どうすれば、フロー体験をしやすくなる?

同じことを繰り返すだけの毎日には、もうウンザリ……。そんな風に思っている人も、世の中には結構多いかも? そこで今回は、日々の幸福感を増やすための方法をご紹介します。これを知っていれば、人生はもっと幸福感にあふれて楽しくなるかもしれません!

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カギを握るのは「フロー理論」

アメリカの行動心理学者、ミハイ・チクセントミハイが提唱した「フロー理論」とは、人がどんな状態のときに楽しさを感じるかを論理的に説明したものです。これによれば、私たちはフロー(Flow)という状態にあるときに集中力が高まり、楽しさや満足感などを経験します。

また、フロー経験の頻度は日常生活の充実感とも密接に関わっており、モチベーションUPのカギを握っていると言えます。

「フロー」とは一体どういう状態?

時間を忘れて没頭できるような趣味を持っている人なら、すぐにフローの状態を理解できるでしょう。フローとは、一つの活動に深くのめり込み、高い集中力によって自分の能力が最大限に発揮されている状態のことを言うからです。

そして、フロー時間が長い人ほど、幸福感を覚えやすいということも分かっています。さらに、そのフローを繰り返し体験することによって、学習意欲が高まり、能力も向上するという好循環が生まれます。

どうすれば、フロー体験をしやすくなる?

自らの意志でフロー状態に入るための、シンプルな方法をご紹介します。まずは、自分を高めるための行動をリスト化しましょう。そして、自分の能力と照らし合わせて簡単すぎず難しすぎない、ちょうどいい難易度のものに取り組みます。

また、取り組んだ後の評価も大切です。即座に直接的なフィードバックが望めない場合は、自己評価を続けるクセをつけましょう。そうやって自分を高める環境を作っていけば、フロー体験をしやすくなります。

フロー体験から得られる喜びや充足感は非常に大きく、一度味わうとまた同じ体験がしたくなります。そしてその気持ちが、さらなるエネルギーやモチベーションを引き出すのです。「つまらない日々から抜け出したい」と思うなら、あなたもぜひフロー状態に入れる何かを見つけて、日々の幸福感をアップさせてみてはいかがですか?

※この記事は2014年09月16日に公開されたものです

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