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面白い!時間も人数も気にせず楽しめる、グラウンド・ゴルフってどんなスポーツ?

お年寄りがするスポーツといえば、「ゲートボール」を思い浮かべる人が多いでしょう。ところが、ここ数年は「グラウンド・ゴルフ」というスポーツをする人が増えているそうです。今回は、高齢者だけでなく、若い人も楽しめる「グラウンド・ゴルフ」がどんなスポーツなのかご紹介します。

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場所を選ばずプレーできるグラウンド・ゴルフ

グラウンド・ゴルフは日本で生まれたスポーツです。1982年(昭和57年)に、鳥取県東伯郡泊村(現:湯梨浜町)の「生涯スポーツ活動推進事業」の一環として考案されました。当時の泊村では高齢化が進んでいたため、高齢者の健康向上を促進するような新しいスポーツの考案に取り組んだそうです。

国内で誕生した新スポーツということで多くの人に注目され、翌1983年に日本グラウンド・ゴルフ協会が設立。その後は、各都道府県に協会が設立されるなど、全国に普及していきました。現在では、約19万人もの協会会員が所属する人気スポーツとなっています。

さて、このグラウンド・ゴルフですが、特徴は何といっても「屋外の広場ならどこでもプレーできる」ことでしょう。ちょっとした広場があれば、すぐにコースを作ってプレーすることができます。また、基本的にはゴルフと同じ個人プレーになるので、特定の人数が集まらないとできないようなことはありません。

気軽に楽しめるスポーツなのです。

ルールは簡単! ホールポストに向かって打つだけ!

次はグラウンド・ゴルフに必要な道具やルールを紹介します。

プレーするために必要なものは、

・クラブ
・ボール
・スタートマット
・ホールポスト

の4つです。クラブは5,000-15,000円、ボールは1,000円ほどの価格。第1打を打つためのスタートマットは2,000-4,000円ぐらいで購入することができます。ホールポストも簡易型なら3,000-4,000円程度で購入できるでしょう。

数人分のセットが一つになったものなども販売されています。絶対に高いものを買わないといけないわけではないので、まずは手軽な値段のものからそろえてみるといいですね。

次にグラウンド・ゴルフのルールを紹介します。といっても、ルールは非常にシンプル。一般的なゴルフと同じで、専用のクラブを使ってボールを打ち、ホールポストと呼ばれる場所に入れるだけ。ボールがホールポスト内で静止した状態になってホールイン(トマリ)です。

8ホールのコースを回り、合計打数で順位を決めます。他には、

・ホールインワンは合計打数から3打マイナスできる
・他のプレーヤーの打順では静かにする
・プレーが始まったら、落ちている小石等を取り除いたりせず、あるがままの状態でプレーする
・自分の行動で開いてしまった穴や足跡は自分で直す

といった全16条のルールがあります。どれも「基本的なエチケット」ですので、難しいものではありません。分かりやすく、気軽にプレーできるルールになっています。

プレーに関しても高度な技術は必要としません。もちろん、練習で技術を向上させていくことで打数を減らしたりはできますが、基本的にはボールを打ってホールインするだけ。初心者でも意外と少ない打数でコースを回ったりできます。

もし近くにグラウンド・ゴルフができる広場がない場合でも、専用のコースが全国各地にあり、ほとんどの施設では用具のレンタルも可能です。

時間を気にせず個人でも大人数でも気軽に楽しめるグラウンド・ゴルフ。この秋にチャレンジしてみてはいかがですか?

公益社団法人日本グラウンド・ゴルフ協会
http://www.groundgolf.or.jp/

(中田ボンベ@dcp)

※この記事は2014年09月16日に公開されたものです

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