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雑学 生活

【当たる占いレポート】36枚のオラクルカードを用いる占術「ルノルマンカード」―現在と近い未来を探る

松本玲子

知る人ぞ知る占術「ルノルマンカード」の使い手・高橋桐矢さん

占い好きを公言する人でも、まだ試していない可能性が高い占いがある。「ルノルマンカード占い」だ。18世紀から19世紀にかけてパリの社交界で活躍した女流占い師、マドモアゼル・ルノルマンにちなむ名を持つ36枚のオラクルカードを用いるこの占術は、本人を示すカードとその他のカードとの位置関係によって、現在と近い未来を探っていくものである。

【20代の現役占い師に聞く、占い師になる方法】

ヨーロッパでは既に確固たる地位を築いているものの、日本ではまだあまり知られていないこの占術の使い手は、占い師としてだけでなく作家としても活躍中の高橋桐矢さん。この8月にも、『実践! パワーストーン効果大辞典:あなたを助けてくれる「石」の選び方』(学研パブリッシング刊)の他、児童文学書1冊を上梓したばかり。

ルノルマンに作家にパワーストーン。冒頭2段落のうちにすでに3つものキーワードが登場していることからも、彼女の興味・関心の広さがお分かりいただけるだろう。

事実、取材場所に現れた彼女は、きらきらとした好奇心旺盛な瞳が印象的。とっても楽しそうな表情でカードを切りながら説明してくれる。

「ルノルマンカードが教えてくれるのは、神からのお告げではなく、あなた自身の心の中なんです。つまり、占いを受ける人の心模様、未来への可能性を目に見える形で示すことで、自己実現をサポートしてくれるものだということ。ですので、質問はより具体的なほうが、答も明確に現れてきますよ」

そこで早速、「ライターとしての知名度を上げて、もっと自分が本当に書きたいことに専念できるようになるためにはどうすればいいですか?」と質問。すると桐矢さんはカードを並べて、「2つの方法が示唆されていますね」と説明を始めた。

「仕事について占うときは、“本人カード”(=女性の場合は『淑女』、男性の場合『紳士』が描かれたカード)と、仕事を表す船の『いかり』のカードの位置関係を見るんです。今、この2つのカードは一直線上に並んでいますが、その間に“物事の中断”を示す『棺』のカードが出ていることから、自分らしさを発揮できていないことが分かります。

「淑女=私」と「いかり=仕事」の位置関係をチェック!

ではどうすればいいかというと、『淑女(自分自身)』から船の『いかり』に辿り着くための別のルートを見てみるんです。つまり、これらのカードが並ぶ上の段と下の段ですね。
上の段を見ると、“ささやかな日常の喜び→未知なる未来→本→チャレンジ→男性”の順にカードが並んでいることから、自分の個性を敢えて出さず、日常に潜む小さな幸せを描いたもののような、誰にとっても読みやすい本を出版しようと動くことで、プロデューサー的な人物に助けられることが分かります。

一方、下の段の“エゴ→ねずみ→変化→チャンス→喜び→戦い”の並びが示唆するのは、当面はお金にならなくても本当に書きたいものを書き続けていくうち、やがて大きな喜びにつながる可能性があるということ」

つまり、どちらの道を選ぶかは私次第ということ。しかも、それぞれの道を選んだ結果として、どういう未来に出合える可能性が高いかも説明してくれるので、より確かに自己実現に近づけるよう、人生計画を立てることができるのがうれしい。

とはいえ、好きなことを追求した結果、生活に窮することになっては困る。そこで今度は、「今よりもっとお金を稼ぐにはどうしたらいいですか?」と直球ストレートな質問をぶつけてみる。

すると桐矢さんは、「そうですよね。お金がないと困りますよね」とうなずいて、占いを進めていく。そしてめくられた一枚目のカードに描かれていたのは魚。それを見た桐矢さんが納得の表情を浮かべたことを確認した次の瞬間、私の目は、2枚目のカードが淑女カードであることを捉える。

「どうやらお金は、今のあなたにとって仕事より関心が高いもののようですね」。そう言い当てた後、披露してくれた詳しい解説によると、2つのカードの周りを囲むカードによって、これから半年以内に新規で依頼がきた仕事が、かなりいいお金になることが分かるのだとか。

「淑女=私」と「魚=お金」の位置関係、そしてその周囲にあるカードの意味を読み解いていく

「知的能力の高いフクロウのカードが出ていることから、知性が必要とされる仕事であることが推測されますね。しかも、その隣にハートのカードが並んでいるので、その仕事にわくわくした気持ちで向き合えるようです。

ただ、お金を失うという意味のネズミのカードも出ているので、普段からお金の管理が甘いのでしょう。将来のことも考えて、今から貯蓄に励んだほうがよさそうですよ」

最後に痛いところを突かれたものの、桐矢さんのやさしい口調で伝えられると、素直に「がんばって貯金します」という気持ちになれたのでよしとしよう!

●高橋桐矢。幼少時よりファンタジックな空想世界を好み、創作の道を志すと同時に、独学でタロットと西洋占星術を習得。その後、占い師のヘイズ中村氏に師事し学びを深める。プロの占い師として活動しつつ、ファンタジーやSF小説の執筆も続け、2000年には、小松左京賞努力賞受賞。著書に、『占い師入門』『秘密のジオマンシー占い』など。

現在は残念ながら、個別の占いは受け付けていないというが、2か月に1度開催されている、占い師のヘイズ中村さんが出演する七惑星お茶会などの機会に、彼女に会うことが可能だ。近々は9月20日の「水星のお茶会」。気になる人はぜひサイトをチェックしてみて。

(松本玲子)

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