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雑学 生活

田舎の古い民家が格安で購入できますが……メリットやデメリットはどんなのがある?

田舎の古民家が格安で売られています。筆者の地元、京都府北部では山、畑付きの古民家が200万円ポッキリと、破格の値段で売りに出されていたりしています。都会の生活に疲れ、田舎暮らしを望む人たちにとっては、田舎の広い敷地の物件が格安なのはありがたいことでしょう。

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しかし、当然デメリットもあるものでして……。中堅不動産デベロッパーの営業マンに、こうした格安で購入できる田舎の古民家のメリット・デメリットを聞いてみました。

■買ってからお金がかかる古民家

――最近、地方の古民家が、広い土地付きで数百万円といった格安価格で売られていることが多いのですが、こうした古民家を購入することにはどんなメリットがありますか?

営業マン それはもちろん「安さ」に尽きますね。今は本当に安いですよ。

――それ以外のメリットはありますか?

営業マン 田舎暮らしをしたい方にとっては、山や畑が付いているのは魅力的ではないでしょうか? ただ、物件自体のメリットはそこまで強くありませんね。

――確かに、土地や建物の価値が低いからこそ、安い値段で販売しているわけですから、そのあたりのうま味は薄いかもしれません。逆にデメリットはどんなことがあるのでしょうか?

営業マン まずは、シロアリの問題です。古い木造の建造物はシロアリの被害は避けて通れません。売られるまでにしっかりとケアされていればいいですが、購入した時点でシロアリの被害が進行している場合もあります。

――その場合はどうすればいいのでしょうか?

営業マン どこまで被害があるのか調査を行ったり、駆除を行ったりしないといけません。また。被害に遭っている箇所の修復もしないといけませんね。そうなると数十万から数百万の費用が必要になります。

――例えば、200万円で購入してもトータルでは500万円必要になったりするのですね。

営業マン また、雨漏りがそのままの場合も想定されます。これも修復するのに費用が掛かる場合もあります。

――売られている価格だけで収まらないのですね。

営業マン 他にもいろいろありまして、例えば上下水道を引く必要のある物件、電気関係の工事を行わないといけない物件もあります。そうなるとまた数十万から数百万の費用が必要になる場合があります。

――下手したらトータルで1,000万円を超えてしまう可能性もありますね。

営業マン もっと費用が必要になるケースも考えられます。中には全て問題のない物件もあるかもしれませんが、地道に探さないと見つからないでしょう。

――古民家を購入する際の注意点はありますか?

営業マン 不動産仲介業者の説明をよく聞き、分からないことは自分でも調べたりすることです。でないと、買ってから家が傾いていることに気付く、など悲しいことになりかねません。

――ちなみに、田舎暮らしを始めるとなると、周辺住民の方との交流といいますか、住民の方たちの雰囲気も気になるところだと思いますが……。

営業マン そのあたりはどこも自治体レベルで「積極的に迎え入れよう」という取り組みを行っているので、よっぽどひどい行動をしない限りは温かく受け入れてもらえると思います。どこの地域でも「新参には極端に冷たい」なんてのはあまり聞かないですよ。

――地方の過疎なども問題となっていますから、自治体も必死なのですね。

格安の古民家も、販売価格が安いからと、勢いで購入してしまうと、余計にお金が必要になったりすることがあるようです。築年数の古い古民家は、一般の中古住宅とは違い、暮らしていく中でもさまざまなトラブルが想定されるとのことです。

購入を考えている人は、下準備などをしっかりとしておくべきですね。

(貫井康徳@dcp)

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