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不調

そうだったの!? 寝る前に冷やすのは自分じゃなくて壁や天井! 夏の寝苦しさ対策4つ

友野なお

まだまだ暑い日が続きます。日中もさることながら、夜の暑さもかなりのもの。真夏の寝苦しさ対策を睡眠コンサルタントの友野なおさんに聞きました。

寝苦しさ対策のポイント

■外よりも部屋のほうが暑い! その原因は「輻射熱(ふくしゃねつ)」

「夏の夜が寝苦しいのは、昼間の暑さで壁や天井が熱をもってしまうのが原因のひとつです。『輻射熱』(ふくしゃねつ)と呼ばれる現象で、日中蓄えられた熱が夜間気温が下がると室内に放出されます。結果、部屋の中のほうが外より暑くなってしまうのです。そのため、冷房を使うときは壁や天井を冷やすことがとても大切です」(友野さん)

冷房を25~26度に設定し、強風で就寝前の1~2時間ほど壁と天井を中心に冷やすのがコツ。壁や天井をしっかり冷やせば、寝るときは設定温度27~28度に上げて弱風で3時間くらいのタイマーで十分だそう。一晩中つけっぱなしにならないため、電気代の節約にもなります。

「エアコンと一緒に扇風機も使うと、効率よく冷やせます。掛け布団をはいでおくと、布団にこもった熱も取れるので、さらに快適です。また、部屋の西あるいは南側にベッドがある人は、壁から10cmほどはなしておくと輻射熱の影響をうけにくくなるんです。グリーンカーテンやすだれ、よしずなどで直射日光をさえぎるのも効果的です」(友野さん)

寝具の素材選びも一工夫してみましょう。

「人間は背中の湿度が70~80%を超えると寝苦しく感じます。吸湿速乾性にすぐれた麻素材のものに変えると格段にちがいます。ただし、表面だけ麻で中身がポリエステルのものもあるので注意してください。最近人気の触れるとひんやりする“接触冷感”のシーツや枕カバーも気持ちいいですよ」(友野さん)

■壁は冷やし、体はあたためる

暑いからといって、何も着ないで寝たりするのはNG。おすすめはなんといっても、パジャマだそうです。

「パジャマは“寝るための服”として作られているだけあって、寝返りをするときの摩擦を軽減し、スムーズに体の向きを変えられます。寝返りが妨げられると布団と接している部分の温度や湿度があがり、暑さから夜中に目が覚めてしまう可能性が高まります。おすすめは長ズボンタイプ。オーガニックコットンやシルク混のものは肌にやさしく、さらに快適な眠りを得ることができます」(友野さん)

さらに、寝る前にしっかり体をあたためておくことも快眠につながるとか。

「スムーズに眠りに入るために大切なのは、ゆるやかに体温が下がっていくことです。湯船につかってしっかり体の奥まであたたまっておくと、その後ゆっくりと熱が発散されて体が寝る準備をすることができるんです。38~40度くらいのぬるめのお湯に20分くらい入るのが理想です。半身浴よりも肩までつかる全身浴の方が疲労回復効果も期待できるので試してみてください」(友野さん)

(松澤夏織+ガールズ健康ラボ)

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