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他人の感謝を書き留める「感謝ノート」をつけてみませんか?

人は心の中で他人に感謝することで、気持が楽になるもの。ストレスがたまる毎日を、快活に過ごすためには、他人への感謝の気持ちが鍵になる。その気持ちを習慣的に引き出してくれるのが”感謝ノート”。この感謝ノートとは?

【やってはいけない!マナーNGあるある「×社内の人を敬称で呼ぶ」「×名刺交換で相手より後に出す」】

●シンプルな感謝ノート
長く続けるには、シンプルな方法がイチバン。シンプルな感謝ノートの作り方・つけ方をご紹介しよう。まず、紙を用意する。A4等の紙でも、市販のノートでもOK。シンプルに、以下の枠を作る。

日付、一日の中を朝、昼、夜の3つの部分に分ける。誰に感謝するか、なぜ感謝するかを書く欄を作る。PCやタブレット、スマホに記入してもよいが、一番シンプルなのは、紙やノートに手書き。

●どのような内容を書くか
・営業職の例
○月△日(水) 午前
記入内容例:客先へ訪問した折に、「アイスコーヒーがいいですか?それとも麦茶がいいですか?」と尋ねてくれた。私はコーヒーが苦手なので、選択肢を与えてくださったことに感謝。

・アパレル販売業の例
○月△日(日) 午後
今日は顔なじみのお客様が、暑い中、私がメッセージを書き添えたDMをもっていらしてくれた。○○をご購入くださり、笑顔で「DMありがとう」と仰ってくれた。こちらこそ最高の気分をありがとうございます。

●感謝ノートの続け方
基本は毎日書くこと。ただし、義務化してしまうとプレッシャーになるので、つけ忘れたら気にしないこと。一日分を3つの時間帯に分けて書くので、夕方仕事が終わってから書くことがおすすめ。主婦の人であれば、家族が休んだ後などがおすすめ。

固有名詞を書いてもいいが、他人に見られて恥ずかしいのであれば、Aさんとか記号でもOK。

こうした感謝ノートは、人生をよりハッピーに生きたいと思う人はけっこうつけているもの。他人に感謝することで、自分を振り返ることもできるし、他人に対して優しくなれるもの。あなたもこうした感謝ノートをつけてみては?

●(文:深山敏郎/(株)ミヤマコンサルティンググループ/コミュニケーションズ・スペシャリスト)

著者プロフィール

著書:「できるリーダーはなぜ『リア王』にハマるのか」~100冊のビジネス書よりシェイクスピア~ 青春出版社刊。コミュニケーション改善の請負人として、高級ホテル、外食チェーン、外車ディーラー、IT企業など、20年で延べ4万人あまりを直接指導。

夢は、英国でシェイクスピア芝居を英語で上演すること。http://www.miyamacg.com/ お問合せ先:info@miyamacg.com

※この記事は2014年08月23日に公開されたものです

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