「貯まる女子」と「貯まらない女子」。マネー習慣はどうちがう?
編集部 「がまんしすぎない」ということですね。使うペースについては、どう決定したらいいのでしょうか?
大竹 まずは、家賃や光熱費、保険料など口座から引き落とされる金額を差し引いたお金の中から、普段キャッシュで出ていくお金がいくらなのかを把握しましょう。次に貯蓄分を先取りしたうえで、残りの金額を引き出し、5等分(5週間分)にしておきます。そして週のはじめに1週間分だけをお財布に入れて、その中でやりくりしていけば、ペース配分しやすいですよ。
編集部 4週ではなく、5週にわけるのもポイントになりそうですね。
大竹 そうですね。5週目まである月にペースを変更する手間がかからず、週が余った場合は貯まっていきます。事前に先取り貯蓄もしてあるので、余った分はご褒美として好きなことに使うのもいいと思います。
FP大竹のり子さんに教わる「貯まる女子」の御用達ツール・3選
1カ月で使うお金を等分して、入れるだけ!
◆現金支出のペース配分を決めるための「封筒」
1カ月に使ってもいい現金を5週分にわけたら、それぞれ1週分、2週分……と別々の封筒に入れておくだけ。1週目で余った現金はそのまま次に持ち越して2週目の分と一緒に使ってもいいし、貯蓄に回してもOK! 自分ルールで活用して。
レシートはこまめにお財布から取り出そう
◆収納しておくのに便利な「クリアファイル」
レシートの保管にオススメなのは、アコーディオンタイプのクリアファイル。食費、外食費、交通費、服飾・美容費、医療費、雑費など現金で出ていく費目ごとにわけておけば、後の集計が楽ちん。1カ月に1回、明細に目を通すだけでも、ムダ遣いをざっと把握できるはず。
「お金が貯まっている人」の共通点!?
◆お札もカードもすっきり管理しやすい「長財布」
「お札と小銭、レシートを別に仕わけられる長財布を、キレイに使っている人のほうが貯まりやすい」と大竹先生。お札の向きを揃えて入れることで、今お財布の中にいくらあるのか把握しやすいのもポイント。必要最低限のカードが入ることも重要。
※この記事は2014年08月12日に公開されたものです