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叱る時の「目線」で分かる上司の性格とは―「下から:自分の地位を絶対だと思っている」

社会人になっても、時には上司に叱られることもありますよね。そんなとき、実はその「叱り方」によって、上司の内面が分かるってご存じでしたか? 今回は、叱るときの「目線」で分かる上司の性格についてご紹介。さて、あなたの上司はどのタイプ?

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「上から」=権威主義の人

単なるモノの言い方だけでなく、物理的にも「上から」見下ろして叱りつけてくる上司は、上下関係を重んじる人です。目線の位置関係で、上司と部下という立場の差を明確にして、力で部下を屈服させようとします。このタイプは、典型的な「権威主義」。

自分より弱い立場の人には強く威圧的に接する一方、上司に対しては思いっきり低姿勢になります。出世願望も強く、時には自分のために部下の成果も平気で横どりしたりすることも。

「下から」=自分の地位を絶対だと思っている

上から見下ろすことはせず、敢えて自分は座ったままの状態で、部下を立たせて叱る上司は、自分の地位を絶対的であると確信している人です。先生と生徒の関係のように、自分と部下の間には決して縮まらない大きな差があると意識しているので、怒るときの口調は穏やか。

しかし、自分が言いたいことを淡々と話すだけで、部下の意見や弁明を聞き入れる気はこれっぽっちもありません。部下のことは、いつまで経っても半人前扱いです。

「同じ目線」=地位に固執せず、実力で部下を評価する人

お互いに立ったまま、もしくは座ったままの状態で、同じ目線で部下を叱る上司は、地位や年齢ではなく実力で部下を評価する人です。自分の実力に絶対の自信があるため、会社から与えられた地位には固執せず、わざとらしくそれをひけらかすようなこともありません。

自分も部下も、同じ仕事を担う「仲間」だと考え、誰に対しても対等に向き合います。理不尽な叱り方をせず、叱られる方も納得しやすいので、上司としては最も部下に好かれるタイプです。

いかがでしたか? 叱られるのは誰だってイヤですが、そのときに大事なものが見えてくることもあります。叱られても「転んでもただでは起きない」精神で、ぜひ上記を参考にして上司の目線をチェックしてみてください!

※この記事は2014年08月06日に公開されたものです

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