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夏なのに甘酒? 今年は「冷やし甘酒」で美味しい夏バテ対策

「ミシェル!」

夏も本番を迎え、各地で連日30度を超える真夏日が続いています。暑い夏には、楽しいイベントが目白押しですが、食欲がなくなったり、体がだるくなったりと、気が付いたときには“夏バテ”になってしまっていることも。

別名“暑さ負け”とも言われる夏バテ。できることなら、今年は暑さに負けない強い体を手に入れたいですね。

甘酒

■夏バテと一緒につぶやかれた意外なワードとは?

みんなの夏バテ対策を知るべく「夏バテ 対策」「夏バテ 予防」と一緒につぶやかれたワードを見てみると、気になるワードを発見。

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冬に飲んで温まるイメージがある「甘酒」が、なぜか季節外れな夏につぶやかれているのです。

実は“甘酒”には、ビタミンやアミノ酸、大量のブドウ糖が含まれており、江戸時代から夏の暑さ対策の“夏バテ飲料”として飲まれ続けていたということで、今女性たちを中心に注目されているのだとか。

甘酒には、麹菌が繁殖するときに生まれるビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、イノシトール、ビチオンなどの天然型吸収ビタミン群が米麹に蓄積され溶出。まさに、自然派のビタミンドリンクなのです。

そして、これは夏バテにもかなりの効果を発揮すると言われています。

■夏には「冷やし甘酒」

森永製菓は、冷やして飲む「冷やし甘酒」を発売しています。
缶タイプの他にも、水を入れて作るフリーズドライの商品もあるので自分に合ったものを選んでみてもいいかもしれません。

Twitter上でつぶやかれている飲んだ人の感想の中には、夜に飲むと次の日、肌の調子が良くなるという声も。

■甘酒でキレイ効果

美容にもいいと言われている甘酒ですが、いろいろな効果が期待できそうです。

甘酒に含まれている麹には、美肌成分のひとつであるコウジ酸が含まれており、これがシミの原因になる過剰なメラニン生成を抑えてくれる働きを担ってくれるため、シミやくすみを防いでくれる効果があると言われています。

また、麹に含まれる酵素が持っているとされる抗酸化作用。これは、お肌の酸化を促してしまう美肌の大敵である活性酸素を除去してくれるため、美肌やアンチエイジングには欠かせないものとなっています。

■実は“甘酒”はノンアルコール

「甘酒=アルコール入り」と思っていた人もいると思いますが、実はアルコールは入っていないのです。

All Aboutによれば、甘酒は米麹を発酵させたもので、でんぷん質を糖化させるため、甘い飲み物になり、アルコール分は含まれていないとのこと。日本酒と原料が同じで長時間発酵させると日本酒になるので、「甘酒」という名がついたと言われています。

ただし、酒粕を湯に溶かして砂糖などを補う簡単な作り方もあり、その場合には多少アルコール分が含まれます。

■食べる“甘酒”が続々登場

今年は「食べる甘酒」も続々と登場しています。森永製菓は「森永甘酒」の発売40周年を記念して「甘酒アイス」を発売。こだわりの酒粕と米麹が使われており、スッキリとした後味に仕上がっているようです。

Twitterでは、お風呂上りのお決まりとして、この甘酒アイスを食べている人のつぶやきも。この甘酒アイス、なかなか見つけられないという噂もあり、探し回っている人がいるほど。かなりレア商品なのでしょうか。

ほかにも携帯に便利な「冷やし甘酒キャラメル」まで登場しています。「冷やし甘酒キャラメル」は、甘酒の味をイメージしたキャラメル。こちらにも同じように、成分には酒粕と米麹が含まれており、糖分が不足したときなどにも良さそうです。

Twitterでの評判も上々のようです。

ここ数年、発酵食品がダイエットや健康食品として世間から人気を集めたことによって、甘酒が再注目されています。8月には、お盆休みも迎えレジャーに行く人も多いと思いますが、せっかくのお休みにバテてしまっては元も子もないですね。

熱い夏を乗り切るため、今年は体にも優しい元祖エナジードリンクの“甘酒”を飲んだり、食べてみたり、いろいろな方法で楽しんでみては、いかがでしょうか?

(車谷照彦/ミシェル!編集部)

※この記事は2014年08月01日に公開されたものです

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