花火をバックにエッフェル塔! 夢のような光景が見られるのは年にたった1日だけ
フランス名物といえばご存じエッフェル塔。夜になり、時刻が変わるとキラキラの電飾で光り輝くことは有名ですよね。実は花火をバックにエッフェル塔を見られる日があることをご存じでしたか? 今回はその方法についてご紹介します!
■国家の祝日・フランスのパリ祭
まずはフランス国民にとって大切な「パリ祭」についてご紹介しなくてはなりません。パリ祭は、毎年7月14日にフランス全土で行われるお祭りです。パレードのほか、花火やダンスで大いに盛り上がります。7月14日はフランス革命によってフランスが共和政の国となった記念すべき日。祝日になっているので仕事や学校の心配はありません。
■夜空を彩る1万5000発の花!
準備万端で迎えたパリ祭の夜、いよいよエッフェル塔をバックに花火大会が始まります! 塔と対比することで花火の大きさがよくわかります。2009年のエッフェル塔建設120周年の年は一晩で1万5000発の花火が打ち上げられました。ちなみに2014年の隅田川花火大会は2つの会場を合わせて2万発(予定)ですから、相当大規模な花火大会だったといえそうです。
花火をバックにエッフェル塔、という日はこの日だけです。
■あの宮殿でも花火が見られる!?
エッフェル塔と花火の共演はなんとも魅力的。ですが、フランスといえばもう一つ有名な名所があります。ヴェルサイユ宮殿です! こちらでは夜の大噴水ショーのフィナーレに花火が打ち上げられます。時間は23時。2014年度は6月21日~9月13日の毎週土曜日に開催されており、料金は24ユーロ。こちらもチェックしてみては?
ただでさえ素敵なエッフェル塔と花火を同時に楽しめるイベントについてご紹介しました。夏の風物詩の花火大会ですが、フランスでは大切な記念日と合わせて行われるんですね。フランス旅行の予定がある方はぜひ計画に入れてみてはいかがでしょうか?
(ファナティック)
※この記事は2014年07月22日に公開されたものです