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「とりあえずビール」はもう古い!? 若者中心にビール離れが進む中、ワイン市場が好調

「日ごろよく口にするアルコール類」の変化

リスキーブランドは、2014年7月15日、同社が2008年から実施している生活意識調査MindVoice調査(約4,000サンプル/年)を用いて行った「アルコール市場の動向」について発表した。

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2010年~2014年の「日ごろよく口にするアルコール類」の変化を見ると、ビールの飲用率は2010年では37%だったが、2014年では32.5%に減少した。一方、ワインの飲用率はこの5年で1.2ポイント上昇し、2014年では21.0%となった。2010年は焼酎とワインの飲用率はほぼ同等だったが、2014年にはワインが焼酎を3.3ポイント上回っている。

世代別にビール飲用率を見ると、ヤング世代(20~34歳)のビール離れが顕著であることがわかった。ビールとともに、焼酎の飲用率も低下しているが、その一方ワインと日本酒が上昇している。

世帯年収区分別にみたワインの飲用率を2010年と2014年の2地点で比較すると、世帯年収500万円以上の世帯ではワインの飲用率はほぼ変化がないが、300~499万円の世帯のワインの飲用率は3.7%上昇した。ワインの大衆化が進行し、良質なワインの低価格化の進行が、アルコール市場におけるワイン健闘の要因であることが考えられる。

世帯年収区分別にみたワインの飲用率

※同調査は全国の15~64歳の日本人男女(世帯年収300万円以上)を対象に、2008年から毎年5月に実施している。なお、未成年の回答者は分析対象から除外している。

(エボル)

※この記事は2014年07月17日に公開されたものです

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