夏の外食で飲みたいお酒は「ビール」が最多で56.1%―3位は「ワイン」14.0%
株式会社リクルートライフスタイルに設置された「食」に関する調査・研究、地域振興機関「ホットペッパーグルメリサーチセンター」は、首都圏・関西圏・東海圏に住む20~69歳の男女を対象に、2014年夏の「外食機会を伴うイベントへの参加予定と飲みたいお酒」についてのカスタマーアンケートを実施、その動向を発表した。
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11の外食関連主要行事について、今年の参加予定を尋ねたところ、全体の31.0%が「国内旅行」と回答。次いで「暑気払い」が22.2%、「ビアガーデン」が13.9%となった。性・年代の特徴としては、男性の外食相手は仕事関連が多く、女性では家族との外食や女子会(女子同士での外食)が多い結果に。
行事については、男性30・40代で「ビアガーデン」、女性20・30代で「日帰りバーベキュー」「花火大会」「盆踊り・夏祭り」「テーマパーク」などが他の性・年代に比べて多いという結果となった。
夏の外食で飲みたいお酒を尋ねたところ、すべての相手・機会において「ビール」が最多に。機会別では「ビアガーデン」が88.8%と、「暑気払い」「日帰りバーベキュー」「宿泊バーベキュー」の6割以上と比べ高い比率を占めた。
夏の外食機会で飲みたいお酒をすべての機会合計で集計したところ、最多は「ビール」で56.1%、「飲みたいお酒はない・お酒は飲まない」が23.7%で続き、3位は「ワイン・スパークリングワイン・シャンパン等」が14.0%となった。
性・年代別では30~60代男性で「ビール」の支持率が高く、女性でも全年代でトップはビールとなったが、20代では「サワー・チューハイ」や「カクテル類」、50・60代では「ワイン・スパークリング・シャンパン等」が全体平均に比べると支持率が高い結果に。
ビール自体の好き嫌いを尋ねたところ、「とても好き」「やや好き」の合計では約6割、「あまり好きではない」「嫌い」と「ビールに限らずお酒は嫌い」を足すと約4割。ビールの好き・嫌い別のクロス集計では、ビール嫌い派にも一定数は夏の外食機会でビールを選択する人がいることがわかった。
また、逆にビール派でも一定数は別のお酒を好んだり、お酒を飲まないという選択をしていることもわかった。ビール嫌い派では夏の外食機会で飲みたいお酒トップは「サワー・チューハイ」(23.8%)。また、性・年代別では、 「とても好き」「やや好き」の合計では、50・60代の男性でビール派が多いことがわかり、20・30代女性ではビール派は半数未満という結果となった。
今後流行の可能性がありそうな13の酒類の候補を挙げて、認知・飲酒経験・飲酒意向・流行りそうなものをそれぞれ複数回答で尋ねたところ、認知では「クラフトビール・地ビール」(54.5%)が最多、この夏飲みたいお酒・この夏流行りそうなお酒では共に「フローズン生ビール」が最多に。
この夏飲みたいお酒では23.9%が「フローズン生ビール」と回答、「クラフトビール・地ビール(23.3%)」、「サングリア(8.4%)」と続いた。
※この記事は2014年07月10日に公開されたものです