子供の勉強の成績が伸び悩む理由は「集中力だと思う」親は51.8%
家庭教師を派遣する教育事業を展開するぽぷらは、全国の20歳~59歳の小中学生の子供を持つ600名(小学生の子供を持つ300名・中学生の子供を持つ300名)を対象に「家庭学習」に関するインターネット調査を実施した。
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子供が家庭で1日どのくらい勉強しているかを聞いたところ、全体では「30分~1時間未満」が36.2%で最も多い。小学生は「30分~1時間未満」が最も多く41.7%だが、中学生になると「1時間~2時間未満」が最も多く31.7%になり、中学生になると家庭学習時間が増えることが解った。
また、親は家でどれくらいの時間勉強してほしいと思っているかを聞いたところ、全体で「1時間~2時間未満」が37.0%で最も多く、親は実際よりも少し長く勉強してほしいと考えている。
次に、学校教育だけでは「勉強が足りない」と思うかを聞いたところ、全体で「思う」34.0%、「まあまあ思う」44.2%と合計78.2%が学校教育だけでは足りないと思っている結果になった。中学生になると84.4%が物足りないと感じている。
子供の勉強の成績が伸び悩む理由を聞いてみると、51.8%と約半数の方が成績の伸び悩む理由として「集中力がない」ことを挙げている。続いて「やる気がない」が42.5%となった。中学生の親の場合、「集中力がない」「やる気がない」「要領が悪い」「勉強方法がわからない」という4つの項目で4割を超える結果となった。
最後に、勉強の成績を伸ばすために必要だと思うことを聞いたところ、約半数の54.7%が「褒める」と回答した。中学生の親は、小学生の親と比較をすると「学校以外で勉強させる」が40.7%と多く回答している。
※この記事は2014年07月06日に公開されたものです