愛犬大国フランス! 人気の犬種は「ジャーマン・シェパード・ドッグ」
ペットを愛する気持ちは万国共通。もちろんフランスでだってペットは飼われています。中でも愛されているのは犬。今回は愛犬大国と呼ばれるフランスのワンちゃんにまつわるお話についてお伝えします!
■えっ、アパートで犬が飼えるの?
数が少なかったり、許可ありでも家賃や敷金が高かったり。日本でペット飼育可の賃貸物件を探すのは一苦労ですよね。フランスではその心配はご無用。なんと、アパートでもペットが飼えるのです。もちろん犬も。日本では犬小屋があって外につながれているイメージのある犬ですが、よほどの騒音や異臭などの苦情が出なければ基本的に集合住宅でのペット飼育は○。法律によって守られているんだとか。住居の問題で大切なワンちゃんを手放すことはなさそうです。
■フランス版! 人気の犬種ランキングトップ3
さて、そんな犬に優しいフランスで人気の犬種はなんでしょうか? 2012年のフレンチ・ケネル・クラブからトップ3を発表します! 第1位は「ジャーマン・シェパード・ドッグ」。警察犬でおなじみの賢い犬種ですね。第2位は「ゴールデン・レトリーバー」。大きくて優しそうな目のワンちゃんはフランスでも大人気。第3位の「ベルジアン・シェパード・ドッグ」は毛の長さや色のバリエーション豊富な種類が特徴。グローネンダールという種類はすらっとした体に黒く長い毛が美しい犬種です。
■パリを歩けば犬のフンを踏む!?
日本ではコンビニなどに立ち寄る際、表に犬をつないでおかなくてはいけませんね。ですがフランスではほぼどこへでも犬を連れて入ることができます。追い出されたりしません。まるで友だちのようです。ただ放任主義というか犬のすることに関する意識が薄いのか、フランスの飼い主は犬のしたフンをそのままにしておくことが多いです。だからパリもフンだらけ。近ごろはパリで犬のフンを放置した飼い主に183ユーロもの罰金が科せられるようになり、街はキレイになってきたそうです。
以上を見てきましたが、いかがでしたか? フランスの犬への愛情はどこへでも連れ歩けて、ともに暮らすことのできる環境が整っていることは明らかです。人気の犬種が大型犬であることもおもしろかったのではと思います。これからもワンちゃんを大切にするお国柄であってほしいものです!
(ファナティック)
※この記事は2014年07月03日に公開されたものです