【東京土産】おめでたい場に華を添える。厳選甘エビを使った豪華なえびせんべい「甘えび姿詰合せ」

北海道で水揚げされた新鮮な甘エビのおいしさを、ていねいな製法でえびせんべいにした「桂新堂」の「甘えび姿詰合せ」（6カップ入3240円）。

エビをできるだけ傷つけない“エビかご漁”という漁法で捕った新鮮な甘エビを、一尾一尾ずつ手作業でていねいにさばき、その日の気温や湿度で火加減を調整しつつ焼き上げるのが、「桂新堂」のこだわり。そもそも、甘エビは鮮度が命。このデリケートな甘エビのお菓子を作るために、工場を漁港から近い場所に設立したというのにも驚かされる。

箱を開けると、華やかなえびせんべいが中に。美しい姿をそのままにパリパリと香ばしく仕上がる「踊り焼き」、特性タレを付けて焼き上げる「姿焼き」、赤エビのすり身に海苔をはさんだ「渦巻き」など、新鮮なエビを使ったえびせんべいは、どれもエビ本来の風味を活かした繊細な味わい。なかでも、甘エビの甘さや鮮やかな色合いもそのままの風味豊かな「踊り焼き」は秀逸。舌の肥えた大人への手土産に選べば、自分の株も上がるかも。日本人のていねいさと真摯さが伝わる、素材の旨みが詰まったえびせんべいは、お祝いごとなど、華やかな席にもおすすめだ。

（文：高橋瑞穂、撮影：瀬尾直道）

※この記事は2014年06月27日に公開されたものです