80年4月～97年3月号連載開始『りぼん』マンガランキング！　2位『天使なんかじゃない』、1位は？

子どものころ読んでいた少女マンガ雑誌で、『りぼん』を愛読していた人も多いのでは？　そこで今回は、1980年4月号から1997年3月号の間に『りぼん』で連載を開始した作品の中で好きな作品を、働く女子に聞いてみました。

Q.1980年4月号～1997年3月号の間に連載を開始した『りぼん』の作品の中で、あなたが好きだった作品を教えてください。

●1位／『ママレード・ボーイ』（吉住渉著）……26.0％
○2位／『天使なんかじゃない』（矢沢あい著）……25.2％
●3位／『赤ずきんチャチャ』（彩花みん著）……19.1％
○3位／『こどものおもちゃ』（小花美穂著）……19.1％
●5位／『姫ちゃんのリボン』（水沢めぐみ著）……17.1％
○6位／『ハンサムな彼女』（吉住渉著）……12.6％
●7位／『ご近所物語』（矢沢あい著）……11.8％
○8位／『ときめきトゥナイト』（池野恋著）……11.4％
●9位／『ベイビィ★LOVE』（椎名あゆみ著）……10.2％
○10位／『へそで茶をわかす』（茶畑るり著）……5.3％
※複数回答式・11位以下は省略

◆1位『ママレード・ボーイ』（吉住渉著）
・「高校生になったらこんな恋愛がしたい！　といつもドキドキしながら読んでいた」（27歳／ホテル・旅行・アミューズメント／販売職・サービス系）
・「もどかしい展開に振り回された記憶がある」（31歳／食品・飲料／販売職・サービス系）
・「今考えるとありえない設定だけど、絵がきれいで当時は夢中になっていた」（29歳／金融・証券／秘書・アシスタント職）

◆2位『天使なんかじゃない』（矢沢あい著）
・「いまだに読み返すけど、キュンキュンして最高！」（29歳／食品・飲料／営業職）
・「神作品。今読んでも自分の青春時代が帰ってくるようでもあり、毎回、甘酸っぱいし、翠たちの性格のよさと、まっすぐさに心が洗われます」（30歳／学校・教育関連／専門職）
・「絵のテイストも好きだったし、登場人物たちの服装がみんな個性的で見ていて楽しかった」（23歳／マスコミ・広告／事務系専門職）

◆3位『赤ずきんチャチャ』（彩花みん著）
・「アニメも見ていて、『愛と勇気と希望の名の元に、マジカルプリンセス、ホーリーアップ！』の決めゼリフを友だちと叫んでいた」（26歳／商社・卸／秘書・アシスタント職）
・「作者の描く小さい子どもの絵がかわいくて大好きだった。ギャグのセンスも爆笑が止まらなくなるくらいクリーンヒットした」（24歳／医療・福祉／専門職）
・「しいねちゃんがかわいくて、すごくハマッた。内容というよりもキャラが好きで楽しんでました」（31歳／商社・卸／秘書・アシスタント職）

◆3位『こどものおもちゃ』（小花美穂著）
・「恋愛やギャグがほどよくつまっていて、小学生でも読みやすかったです」（28歳／その他）
・「笑いあり、涙あり、の傑作。大人になっても忘れられないほど大好きなマンガ」（27歳／ホテル・旅行・アミューズメント／販売職・サービス系）
・「最初は子どもが主人公!?　と半信半疑で読みはじめたこどちゃでしたが、泣けるところがたくさんあり、感動した。今思えば当時の時代背景が反映されている素晴らしい作品」（30歳／学校・教育関連／専門職）

1位は1992年に連載を開始した『ママレード・ボーイ』でした。二組の夫婦がお互いにパートナーを入れ替えて再婚し、その息子と娘も連れて、奇妙な同居生活をはじめる物語です。同居を経てお互いに惹かれていく光希と遊に、胸をときめかせた人も多いはず。昨年には、2人の妹弟が主人公の続編『ママレード・ボーイlittle』が発表されて話題になりましたよね。

2位は『天使なんかじゃない』。独特の世界観やストーリー、ファッション性の高さが魅力的ですよね。「こんな高校生活を送りたい！」とあこがれたものです。

同率3位には『赤ずきんチャチャ』と『こどものおもちゃ』がランクイン。どちらもアニメ化されていて、「アニメを見てマンガを読みはじめた」という人も。

ランキングには、懐かしい作品が勢ぞろい。もう一度読み返してみると、当時の思い出もよみがえってきそうですね！

(Mina／OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』調べ。2014年5月にwebアンケート。有効回答数246件（22歳～34歳の働く女性）

※この記事は2014年06月14日に公開されたものです