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20代の頃より「幸せ」を感じること「人間関係の断捨離ができる」「いろいろとあきらめがついた」

刺激的な体験が大好きで、他人と差をつけることが大事で、つらいことも多かった20代。きっと20代の頃に比べたら、「幸せ」の量や質が変わったと感じる人も多いのではないでしょうか。働く女性に「20代の頃より、今が幸せと感じる事は何か?

【子どもに興味がなかった20代 旅行会社に勤務し海外出張をこなす日々】

」を聞いてみました。

経済的に安定し、ほしいものが買えるようになって幸せ

・「経済的に安定したこと。マイカーを持って移動が楽になったこと」(31歳/医療・福祉/専門職)

・「自分で使えるお金が増えて、海外旅行も頻繁に行けるようになったこと」(31歳/情報・IT/技術職)

・「美味しいケーキが高くても買えて、美味しいコーヒーと食べられるとき」(37歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)

経済的に苦しかった20代。ようやく周囲から認められることも増え、経済的にも少し楽になり、「今まで我慢していたことが、やっとできるようになった」という方も多いかもしれません。こんなとき、幸せをかみしめてしまいます。

他人と自分を比べたり、他人に振り回されたりしなくなって「幸せ」

・「周りの人間関係の断捨離がしっかりできて、本当に大切な人だけが周りに残ったから」(30歳/機械・精密機器/営業職)

・「周りが気にならなくなり、いろいろと割り切れるようになったとき」(30歳/金融・証券/事務系専門職)

・「周りと自分を無駄に比べなくなって、余裕ができたこと」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)

他人の目を気にすることが多かった20代。年を取ると他人を気にせず、自分のために、どんどん力や時間が注ぎ込めるようになります。友だちの数が少なくなるのは寂しいことですが、失うものあれば得るものあり……ということかもしれません。

充実した時間が過ごせるようになり、幸せ

・「読書をしたり、自分自身の時間をゆっくり楽しめているとき。20代の頃は忙しい=充実していると思い込んでいた部分があった」(32歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「おいしいものを食べたり、友達や家族と楽しい時間を過ごすこと」(34歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

忙しくて時間を楽しむ暇もなかった20代。年を取ると手の抜き加減、力の抜き加減も覚えて、時間のつくり方も上手になります。大切な人と同じ時間を過ごすことほど、かけがえのないことってありませんよね。

怒りに振り回されなくなったのが、幸せ

・「ごまかされても許せる」(32歳/医療・福祉/専門職)

・「どうしようもない人を見ても、怒りのパワーを使うことなく、あきらめることができるようになった」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「いろいろとあきらめがついて、気楽になった」(35歳/自動車関連/事務系専門職)

感情に振り回されやすかった20代。もちろん喜びや楽しみも倍でしたが、怒りや悲しみなどの「負の感情」に振り回されるのも、倍以上だったのでは? 心が穏やかに毎日を暮らせることこそが、「幸せ」だという方もいました。

年をとると、いい意味でいらないものがそぎ落とされ、本当に必要なものだけが手元に残ります。それこそが幸せを生んでくれる、生きやすくしてくれる秘訣(ひけつ)なのかもしれませんね。今の幸せのどだいを作ってくれた、がんばった20代の自分に感謝ですね。

※『マイナビウーマン』にて2014年4月7日~5月1日にWebアンケート。有効回答数308件(働く女性)

※この記事は2014年05月27日に公開されたものです

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