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「最大の特権は毎日朝寝坊しても誰からも注意されないこと(チロルチョコ社長)」―日本の社長が考える“社長”の解釈

画像はイメージ

株式会社小学館における国語辞典「大辞泉」編集部は、5月14日(水)より実施中の「小学館・大辞泉 あなたの言葉を辞書に載せよう。2014キャンペーン」の一環として、「日本の社長が考える【社長】の語釈」を発表した(調査主体:小学館『大辞泉』編集部、調査実施:日経リサーチ)。

【子供の頃の手書きのスキルが、読解力に繋がっている】

同編集部では、日本国内の企業約2,000社の社長に“社長”の語釈を募集。回答からは、企業の最高責任者という同じ立場でも、様々な言葉の解釈が見られたという。

「時に最も尊敬され、時に最も軽蔑され、時に最も好かれ、時に最も嫌われる、タクトは持っていないコンダクター」(太洋工業株式会社 細江美則社長)「上司の悪口を言ってストレス解消できない孤独な職位。企業の発展が唯一のストレス解消法」(株式会社ピーアンドピー・キャリア 木徳貴志社長)など、“孤独なリーダー的存在”を表す解釈がある一方、「会社の中で一番会社を愛し、スタッフを愛している人」(はるやま商事株式会社 治山正史社長)という、“愛情あふれる存在”であるという解釈もみられた。

他にも各社の社長から下記のような社長の解釈が寄せられている。

○三つの特権をもつ。1.人事権。2.自分の給料を自分で決められる。3.しかし最大の特権は毎日朝寝坊しても誰からも注意されないこと。
(チロルチョコ株式会社 松尾利彦社長)

○後継者を選び育成することが最も難しいと思われる職業。移り変わる社会の長期的変化と短期的変化に的確に対応する事ができる人。
(株式会社クレディセゾン 林野宏社長)

○大きな夢を描き方向感を示し全社をリードしていく。基本的には楽観主義だが、一方いつも何かを心配し対処策を考えている。
(OKI[沖電気工業株式会社] 川崎秀一社長)

○会社ではトップの地位だが、家庭では子供やペットより下の序列にもなる役職のこと。
(株式会社イエローハット 堀江康生社長)

全ての“社長”の語釈は、特設ページに掲載されている。

※この記事は2014年05月19日に公開されたものです

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