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ネットで話題の「ローション大運動会」って実際どうなの? 参加者女子が語る

ローションを使って日々のストレスを発散できるような祭りを作りたい、そしていずれはスペインの「トマト祭り」やイビザの「泡フェス」のような日本の代表的な祭りにしたい――そんな思いから生まれたのが、昨年日本で初めて開催された「ローション大運動会」。計2.4トンものローションを使用し、文字通り“ローションにまみれながらの運動会をする”という珍イベントは大成功を収め、大反響を呼びました。

この「ローション大運動会」の第2弾が今年、東京と名古屋で開催されることが決定! ローションといっても、アダルト要素は一切なしで、健全かつ楽しいイベントなんです。何を隠そう筆者(女性)は記念すべき第1回に参加した「ローショニスト」で、男性に交じって思いっきりヌルヌルまみれに。ローション上ではまともに歩くことすらままならず、右足出したらステンッ、左足出してもステンッの連続でした。

昨年のハイライトを3つのポイントにまとめたので、まずは振り返ってみましょう。

暴風により会場が壊滅状態に……

新宿駅からバスに揺られることおよそ2時間。計78名の勇者が到着したのは、千葉県某所の運動場。屋外です。不運なことに当日の天候は暴風吹き荒れる最悪のコンディションで、事前に設営された会場はほぼ壊滅状態。

今にも泣き出しそうな主催者から「全額返金」の申し出があるも、参加者たちの「何が何でもローションにまみれたい!」という強い要望から、誰からともなく会場の復旧作業が始まり、なんとか競技ができるまでに。大会開始前にもかかわらず、名前も知らない者同士の間にある種の絆が生まれたのを覚えています。

男女混合でも容赦なし!

昨年の競技は「ローション綱引き」「ローション大相撲」「ローションビーチフラッグ」「ローション玉入れ」の4種。「綱引き」では足元はおろか綱にもたっぷりローションが塗られ、その綱を握る我が手もヌルヌル……ということで「よーい、はじめ!」の声ともに全員がなだれのようにコケる、という爆笑シーンが生まれました。

また、先に述べたとおりアダルト要素は一切ありませんが、それでも男女がヌルヌル状態で絡み合う「大相撲」では全員が固唾を飲み、何かしらのハプニングを期待。ポロリはありませんでしたが、とにかく異様な盛り上がりでした。

ローション、それは体温を奪うもの

ただの水なら何の問題もありません。しかし、ローションというものはとんでもなく厄介で、全く「蒸発しない」んです。全身にまとわりついたが最後、体温をどんどん奪っていきます。それに輪をかけたのが、寒風吹きすさぶ屋外というロケーション。参加者たちは競技の合間にたき火を囲み、中には新聞紙を体中に巻き付け暖を取る強者までいました。

とはいえ、寒い寒いと言いながらもすべての競技終了後、あまったローションの原液を頭から被り何やら絶叫する男性もチラホラ。ヌルヌルを超えもはやドロドロ状態……恐るべし「ローション・ハイ」!

今年は、ありがたいことに屋内での開催。寒さに震えることなく、存分にヌルヌルを満喫することができます。綱引きや大相撲などの競技に加えて、現在TwitterやFacebookで募集中の「参加者の希望競技」も織り交ぜる予定とのこと。

「ローション障害物競走……大量のローションの中に顔をつっこんで手を使わずにアメをくわえる」なんていうアイデアも。さらに、イベント終了後にはビアガーデンならぬ「ヌルヌルビアガーデン」なる新企画が予定されているなど、前回大会に比べ2倍も3倍も濃い内容になりそうです。我こそは! という方はぜひチャレンジしてみては?

【開催情報】

◆6月14日(土):新木場ファーストリング(東京都江東区)
参加費:10,800円(税込)
※観戦席は1人3,240円(税込)

◆7月5日(土)・6日(日):ラグーナ蒲郡(愛知県蒲郡市)1日券と2日券あり。
参加費:1日券(プール1日券付き):11,800円
    2日券(プール2日券付き):19,800円
    宿泊券付き1日券(※朝食付き・温泉入り放題):23,800円
    宿泊券付き2日券(※朝食付き・温泉入り放題):31,800円

参加資格:18歳以上の健康的な男女

公式サイト http://lotion.event-kikaku.com/

(井上こん/サイドランチ)

※この記事は2014年05月14日に公開されたものです

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