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雑学 生活

未婚女子の葛藤! 時短で働くママへのもやもやを解消する5つのヒント

小高千枝

4月・5月は産休・育休から復職する方が多い月。みなさんの会社にも、時間短縮勤務で職場復帰した働くママのいる職場があるのでは? フルタイムで働く独身女性や、子どもを持たない既婚女性の立場としては、子育てと仕事を両立している働くママをサポートしつつも、どうしてももやもやしてしまう気持ちを持つケースもありますよね。そんな独身女性・子どもを持たない既婚女性の葛藤を解消するための秘訣について紹介します。

●葛藤 その1「急な子どものお迎えなどで働くママが帰宅してしまうと、その分の仕事がいきなりまわってくることにうんざり。私にもプライベートがあるのに……」

解消法:少子化の世の中での子育ては、会社や同僚が理解を示し、時短勤務や早退など子どもの状況に合わせて臨機応変に対応し、会社全体で子どもを育てていく意識が必要です。いずれ自分も経験するであろう妊娠・出産・子育て。同じ女性として子育てママの気持ちを理解しているつもりではあるものの、やはりその分仕事の負担が増えることへの抵抗感も生まれてしまうものです。やりたくないことや想定外のことを頼まれたときに重たい気持ちになってしまうと、その仕事を終えるまで心に負荷がかかり、マイナス感情をずっと抱え込んでしまうため、負のスパイラルに陥ってしまいます。そういった状況に陥ることなく心のバランスを保つためには、ある程度の覚悟を決め、想定外の仕事を請け負ったときにはその後に「楽しみ」を必ず用意してあげましょう。衝動的なご褒美とはちがい「仕事を請け負った時用」に事前に用意をし、がんばった自分を認めるためのものです。ストレスを予測し、ストレスのはけ口をあえて用意しておくこともメンタルバランスをとるためには必要なことです。

●葛藤 その2「なんで私が早く帰る人の仕事を負担しなくてはいけないの? 自分だけ仕事量が増えて損しているような気がする……」

解消法:子育てママのサポートは必要だとわかっているけれど、仕事の負担を請け負うことで損をしているような気が……。そういった不公平さをつい感じてしまうことがあります。女性は左右の脳を連結している「脳梁」が男性に比べて太いので脳の連動がよく、周囲の状況や状態の変化に対して敏感になるため、自分の置かれている立場から可能性までを瞬時の予測することができ、そこに浮上する「心配事」を解消したい気持ちが芽生えます。どうして自分がやらなくてはいけないのか? という不満や、時間が足りずに失敗してしまったらどうしようという不安感が発生することも。また、自分の仕事に対する正統な評価や報酬が得られない場合、不均衡の状態を公平に近づけようと手を抜いてしまう「公平理論」が働きます。不遇を感じてモチベーションが低下する前に上司に相談をし、自分自身がどこまで仕事を負担するべきか? をその都度確認し、自分の努力を受け止めてもらえるような環境を整えるように意識してみましょう。

●葛藤 その3「子どもや夫がいてそれだけでも幸せなのに、仕事も充実している姿を見ると必要以上にうらやましく思えてしまう……」

解消法:未婚女性なら“独身生活の自由”、子どものいない既婚女性なら“夫と2人の理想的な毎日”で心は満たされているつもりであっても、子育てをしている同僚をみるとどこかうらやましく幸せそうに感じてしまう傾向が女性にはあります。隣の芝生が青く見えることは多々ありますが、あなたの中の母性ややさしさが“うらやましい気持ち”を助長させ、自分を追い詰めてしまっている可能性があります。以前に比べてハードルは下がりましたが、既婚か未婚か、子どもがいるかいないかで人の価値をはかる社会的通念が存在していることも事実です。結婚をしていなくても、子どもがいなくても、豊かな人生を歩むことはできます。しかし、問題を先延ばしにし、「いつか結婚できたらいいな」「いつか子どもが授かったらいいな」という気持ちが芽生えているようでしたら、一度、自分自身の本心(母性)に問いかけてみてください。何かを手にすることは何かを失うことにも繋がりますが、培って来たものがゼロになるわけではありません。自分なりに悩んで結論を出し、一度の人生を自分なりに選択をしているという自信を持つことが大切です。

●葛藤 その4「話題の中で子どもの話が出てくるとついていけない、ついその場から離れたくなる……そんな私は心が狭いの?」

解消法:子育ての話は子育て経験者にしかできないものですが、いずれ子どもがほしいと思っている人や子どもが好きな人など「子育て」をしていなくても会話に入ることはできます。心のどこかで「会話に入ってはいけない自分」「会話に入ることができない自分」の決めつけや思い込みが発生している可能性があるかもしれないですね。また、その根底に「子ども」に関するトラウマや抵抗感などが潜んでいる場合は無理に話をするのではなく、一度自分の中にある「子ども」にまつわるもやもや感や嫉妬心を見つめてみることも必要です。自分の気持ちを本当に理解できるのは自分。自分の人生や価値観の主導権は「自分」にあります。抵抗感が生まれることはあなたの中で発している心のサインです。心にある問題は悲しみや怒りや無力感などのマイナス感情を乗り越え、現実を受け入れて克服し、ようやく自分の歩むべき道に向かって進めるようになります。あなたなりのライフスタイルの確立が芽生えることで、自然と相手の話にゆとりをもって耳を傾けることができるようになります。

●葛藤 その5「結婚や子育てをがんばっている同僚を見ると、自分と比べてしまい、『私は結婚していない。子どももいなくて駄目だな……』と自己否定してしまう」

解消法:結婚や妊娠・出産はひとりの努力では実現できません。ダイエットなど自分ひとりでがんばれば結果を生み出せるものとちがい、パートナーとの歩み寄り、関係性があってこそ成り立つもののため、一筋縄にはいかないものです。ただ、うらやましがって自分と比べてしまっていては、心が蝕まれ、幸せがどんどん遠のいていきます。自分の理想を持つことや理想的な相手を見つける努力は必要ですが、自分だけの幸せの基準をしっかりと持つ中で、実行可能な計画を立て、形にしていきながら自分が心から楽しめる生活にベクトルを向けていきましょう。自分で自分を「駄目な子」として宣言してしまう人は、自分を守るための自己防衛をしていることになります。自己評価を低くすることで自尊心をなぐさめているのです。自己否定感が強くなってしまったときは、「自分の幸せの基準」を見つめ直してみましょう。

(心理カウンセラー・小高千枝)

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