【山口限定】しっぽなしと耳なしでは、どっちが怖い!? 「琵琶法師になりきったキティちゃん」
全国のご当地お土産として、人気を集めているのがご当地キティ。コレクター心をくすぐるご当地キティを、47都道府県別にご紹介していきます。今回は「琵琶法師になりきったキティちゃん」のご紹介です。
「琵琶法師」といえば、小泉八雲の怪談で知られる「耳なし芳一」を思い出す人も、きっと多いと思います。
耳なし芳一は山口県を舞台に描かれた怪談で、琵琶と呼ばれる楽器の名手・芳一が、その腕を怨霊に見込まれてしまい、命を狙われてしまうというお話です。
この怪談には、「経文を書きこんだ部分は、怨霊には見えない」という怨霊の習性を利用して、体中にお経を書きこんだ芳一が、なぜか耳だけお経を書くのを忘れてしまい、耳を怨霊にとられてしまうという有名なくだりがあります。
この通り、キティちゃんの顔中にも経文が書かれており、やっぱり耳なし芳一と同じく、耳だけお経を書き忘れています。
でもなんといっても注目ポイントは、キティちゃんのしっぽです。

……経文が書かれている!
これでしっぽは安全ですね。
ってそんなことで安心している場合ではありません!
耳がまったく安全じゃありません。
しかもわざと取ってくださいと言わんばかりに、あじろ傘の上から耳がはみ出しています。
「耳なし芳一」は怖いですが、「耳なしキティちゃん」というお話も怖そうです。
眠れなくなりそうです……。
(ファナティック)
※この記事は2014年04月08日に公開されたものです