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あなたが空回りせず、失敗をくり返さない方法「守破離の法則を使う」

今日も先輩から仕事のミスを指摘され、まだまだ社会人として、未熟だと実感してしまう今日この頃。周りから一人前だと認めてもらえる仕事っぷりを見せたいのに、いつも空回りしてしまい、同じ失敗をくり返してしまう……。

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このように、仕事に対してやる気はあるのに、なぜか空回りしてしまいがちな方は、仕事に「守破離の法則」を取り入れて、一人前のビジネスパーソンを目指してみては?

守:まずは指導者の教えを忠実に守る

「守」は指導者が言った教えを守ることになります。芸術や芸能においては、指導者が提示した型を忠実に守り、まねることで、基本となる型を身につけていきます。自我を捨て、指導者と同化するまで、忠実に教えを守ります。

仕事においても、この「守」は同じことを言えます。忠実に上司や先輩の教えを守り、まねをすることで、基本ができあがります。ここをしっかり吸収できない人は、いつまでたってもミスが減らなかったり、肝心なところで失敗してしまうことになります。

破:指導者の教えを破る。基本から応用へ

「破」は指導者の教えを身につけたら、次はその教えを破り、自分に合った型を探っていかねばなりません。基本となる型を身につけたあとは、応用で活用できるよう、何度も改善を重ねます。「守」を守りとおした結果として、「破」の段階は自然とやってきます。

会社で上司や先輩の教えを忠実に守っていても、本当にそれで良いかという疑問点はでてくるものです。しかしその疑問点というのは、仕事の「守」を守りとおしているからこそ、気づくものなのです。

離:指導者から離れて独立

「離」は最終的に自らの型を作り上げた上で、指導者から離れていくことになります。自分自身で改善を重ねた上で、さらなる発展をしていくということになります。

仕事でいうところの、基本を覚え、応用がきくようになり、一人前に仕事ができるようになるということになります。

「守破離の法則」は、一般的に武道や華道などといった芸能や芸術の道を究めるときに、師匠から教わるときの心構えとして利用される教えになります。会社の上司や先輩は、芸能や芸術といったジャンルではありませんが、会社でのプロフェッショナルであることには違いありません。

自分自身が上司や先輩を「師」ととらえ、しっかり「守破離」を取り入れることによって、上司や先輩を追い越し、一人前のビジネスパーソンになることも現実となります。

※この記事は2014年03月30日に公開されたものです

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