すぐできる! お部屋の花粉対策11のポイント
つらい、つらい花粉症を少しでも和らげる、花粉をお部屋に持ち込まない、お部屋に侵入させない方法を紹介します。いくつかの方法を試してみて自分に合った花粉症対策を見つけましょう。
■花粉が付きにくい衣類を選ぶ
外出中は上着などに付いた花粉を家の中に持ち込んでしまいます。NG素材はウール,アクリルのセーターなど繊維が毛羽立っているものです。ナイロンや綿(目の詰まったもの)表面がつるつるした素材の服を着るようにしましょう。
■柔軟剤や静電気防止剤で花粉を付きにくくする
静電気が発生した衣類には、より花粉が付きやすくなります。洗濯用の柔軟剤には静電気防止効果があるので、洗濯のときに柔軟剤を使うことで花粉除けになります。また、スプレーの静電気防止剤も同様の効果があるので、洗濯できない服やめんどうなときには便利です。上着、スカート類は表だけでなく裏側もしっかりスプレーしておきましょう。
■衣類、家具に花粉症対策スプレーをしておく
花粉を寄せ付けない、付いた花粉を飛散しないようにするなど用途、対象物別に様々な商品が市販されています。とくにおすすめなのが、服、寝具、ソファ、カーテンなど布ものに使えるタイプです。外出前に服にスプレーしておけば花粉予防が期待できます。
■家に入る前にカラダをしっかりたたいてから入る
家に入る前に衣類に付いた花粉は、手などでたたいて払い落としましょう。払った花粉が周辺に漂っていなければ最後に、髪や帽子、マフラー、手袋、バッグ、手荷物なども一緒に手で払い落とします。ブラシなどを使って払うのもいいでしょう。
■家に入ったらすぐすること
もちろん服以外にも花粉は付いています。手洗い、うがい、洗顔、入浴などで皮膚に付着した花粉をていねいに洗い流しましょう。
■窓を開けない
昼間、花粉の飛散量が多いので窓を開けるのは禁物です。仮に窓を閉めていても、出入りするときなどドアなどから花粉が入ってきます。雑巾がけ、掃除機を使うなど花粉の除去は欠かせません。
■洗濯物を外に干さない
基本、洗濯物やふとん類は室内で乾燥機などを使って乾かしましょう。外に干すと大量に花粉が付いてしまいます。やむをえず外に干すときは、夜にカバーをかけて干し、取り込んだあと掃除機をかけて付着した花粉を除去します。
■玄関に空気清浄機を置く
空気清浄機を使えば花粉の除去に役立ちます。玄関の足元に設置するのがおすすめです。玄関で落としきれなかった花粉が室内に入らないよう予防できます。
■衣類用粘着テープを使う
帰宅したらすぐに、玄関で衣類用の粘着テープを使って、服の表面に付いた花粉を落とす方法です。手やブラシより確実で、花粉が飛ばないのでおすすめです。
■花粉ガードタイプの網戸に取り替える
非常に細かい網目でホコリや花粉の侵入を防ぐ専用の網戸です。出費はかさみますが、花粉を気にせずに通風、換気のために窓を開けられるメリットにはかえられません。
■網戸やエアコンのフィルター、に花粉対策用のスプレーをする
花粉ガードタイプの網戸にスプレーすると花粉の除去力がアップします。また、エアコンのフィルターにも同様の効果があります。フルターはこまめに取り外し洗浄を心がけましょう。
基本的な花粉除去の方法は、それほど変わりがありませんが花粉症対策グッズは毎年進歩しています。最新の情報を常に仕入れるよう心がけましょう。また、クルマを通勤などで使う機会が多い人は、クルマをお部屋と同じように考えて紹介した対策を実践してみてください。
文/ひょっとこプロダクション
※この記事は2014年03月28日に公開されたものです