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入社1年目の新人、約半数が「自主的な学習に取り組んでいない」

画像はイメージ

株式会社リクルートマネジメントソリューションズは、「学習・キャリアに関する調査」を実施し、結果を発表した。

【無気力状態から抜け出せる方法―「学習性無力感」を克服】

今回の調査対象は従業員500名以上の企業に所属する最終学歴大卒以上のホワイトカラー総合職に従事する会社員1,200名で、内訳は入社1年目(新人)400名、入社4年目(若手)400名、入社7年目(中堅)400名、それぞれ男女200名ずつ。

同調査によると、新人の54.0%、若手の58.0%、中堅の67.3%が、「自主的な学習に取り組んでいない」と回答している。

一方、自主的な学習をしていると回答した人に、学習に費やしている時間を聞いたところ、1週間の平均時間は新人4.96時間で最も長く、中堅3.94時間、若手3.32時間と続く。

自主的に学習している理由は、「現在の仕事でのパフォーマンス向上」が最も多く、次いで、「自己研さんのため」「昇進・昇格のため」の順に多かった。

学習していない理由は、年代ごとに異なり、新人は「時間がとれない」(41.7%)、若手・中堅は「趣味や私生活に時間を使っている」(若手40.1%、中堅34.2%)が多く見られた。また、若手・中堅の4人に1人(若手25.0%、中堅26.4%)は「関心のある『学び』のテーマがない」と回答していることから、ある程度一人前に仕事ができるようになった後に、自ら目標を立てて主体的に学んでいくことの難しさが示唆される結果となった。

※この記事は2014年03月25日に公開されたものです

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