相手が困っている時にしてあげると、好感度が上がる方法4カ条―報酬は期待しない

社会的動物である人間には、「困っているときはお互いに助けあう」という道徳感を持っています。他人を助けることは自分にもプラスに作用することが多いものです。そこで、人助けによって自分の好感度をアップさせる方法を、心理学的側面から解説してみましょう。
【相手にバレずに自分の好感度を知る驚くほど簡単な方法】
返報性の法則
人間には、他人から何かをもらったとき、あるいはピンチを助けてもらったときに、相手に対し「お返しをしなければならない」という心理が働きます。これを社会心理学では、「返報性の法則」と呼んでいます。お中元やお歳暮とそれらのお返しは、この法則が慣習化した現象といってよいでしょう。
品物を送り、そのお返しをもらうことで、お互いに親近感を増すようになり、友好関係を築くことができるのです。
相手の悩み事をキャッチする
ある人物と交際したいとか、お近づきになりたいと思ったら、その人が抱えている悩み事をいち早くキャッチすることが一番です。相手の悩み事を解決することが自分にできたとしたら、相手に対する自分の好感度は急上昇します。
ただし、その場合のアプローチは、あくまでも自然な雰囲気で行われなければなりません。あまりに露骨な態度だと「人の不幸を楽しみにしていたのでは?」と思われかねないからです。
「お返し」は期待せずサポートに専念
人助けによって自分の好感度がアップするのは、あくまでも結果に過ぎません。人は他人の持つ「無償の奉仕」に感動を覚える習性があります。つまり「下心のない人助け」にこそ最も尊い行為と感じるのです。したがって、誰かをサポートする際には、ひとまず「お返し」のことなど考えず、サポート行為に徹することが鉄則といえましょう。
恋愛感情を抱く相手には
恋愛感情を抱いている相手のサポートをする際には、「相手を助ける」という上から目線ではなく「サポートさせていただく」という姿勢がポイントとなります。時にはせっかく相手のために尽力しても、相手からの良い反応がない場合もあります。
しかし、そんな場合でも落ち込まずに、常に明るくふるまって、また相手が困った際には、再度サポートするという姿勢を貫きましょう。そして、二度目も同じ結果であれば、相手は自分の恋愛対象ではないことがはっきりとするはずです。
※この記事は2014年02月21日に公開されたものです