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日本のようには使えない!?海外のトイレ事情「イタリア:便座のない洋式トイレ」

観光で日本を訪れた外国人が最も驚くことのひとつに「ハイテクトイレ」がよく挙げられています。日本人にとってはごく普通に思えるハイテクトイレって、もしかして世界では珍しいのでしょうか? そこで、諸外国のトイレ事情をリサーチしてみましょう。

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イギリスの有料トイレ

イギリスでは無料の公衆トイレも少なくないようですが、有料の公衆トイレも少なくありません。首都ロンドンには、商店街の付近など人が多く集まる場所に有料トイレをよくみかけます。料金は30ペンス(約50円)というのが相場で、料金を投入するとドアが開くという仕組みになっています。

コード番号で入るフランスのトイレ

フランスの公衆トイレは、無料の公衆トイレは美術館やデパートなどに限られ、その他の公衆トイレはほとんどが有料となっています。そして、日本との大きな違いはカフェなどのトイレは無料ではあるものの、客以外の利用をブロックするために、レシートに記載されているコード番号を入力してドアを開ける仕掛けになっています。

何食わぬ顔で無料トイレを利用しようとする者が多いんでしょうね。

原始的な「シャワー付きトイレ」

中東諸国に多いのが「シャワー付トイレ」です。とはいっても日本のハイテク・シャワートイレではなく、なんと便器の壁面にシャワーノズルが付いていて、使用後にそれでお尻を洗うという原始的なものです。ハンドル部分にスイッチが付いていて、それを握ると水が噴射されます。

紙で拭くだけよりも衛生的とはいえますが、温水ではなくただの水のみで、しかも水流の強弱調整はできないので、うっかり使うと下半身が水浸しになってしまうので要注意です。

便座のない洋式トイレ?

「和式」と「洋式」の中間的な公衆トイレがイタリアにあります。見た目な洋式なのですが、普通よりも低い位置にあり、なんと便座がありません。これは「便座を他人と共用するのが嫌」という人のための便器で、中腰になって用を足します。

トイレの清掃が完全ではないので、利用する人々が不潔に感じるという問題点があるように感じられます。一流ホテルには、さすがにこのような「中腰タイプ」のトイレはないようです。

※この記事は2014年02月12日に公開されたものです

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