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これはNG!相手が求めていない会話の仕方とは?「結論が分からない」「答えようのない質問をする」

人間同士のコミュニケーションでは会話が最も重要です。一対一で忌憚(きたん)のない会話をすることで誤解やわだかまりも解消でき、お互いの考えを尊重して行動するという良好な対人関係を築くことができます。しかし、せっかくの会話の機会をぶち壊してしまう人もいます。

【会話上手は肌美人?神田うの「お・も・て・な・し」で“会話が弾む”理由】

そこで、会話の悪い見本を以下に挙げてみましょう。

一方的なおしゃべりは無意味

いくらおしゃべりでも、相手をひきつけるような魅力ある会話なら問題はないのですが、ただ自分の言いたいことをダラダラとのべつまくし立てるだけでは無意味です。話を聞かされる方はたまったものではありません。会話の際に、片方がしゃべり続けるという状態は決して正常な会話とはいえないことをよく理解しておきましょう。

要点を簡潔に、結論を明確に

「前置きが長い」ことと「結論が不明瞭」は聞いている相手をイラつかせる2大タブーです。特にビジネスの場では、お互いに貴重な時間を割いて会っているのですから、話の内容はより簡潔に重要な項目を要領よくまとめて話すべきです。

そして、相手に何を伝えたいのかが分からない会話では、相手に対して失礼になるだけです。たとえよくない話題であっても、言うべきことははっきりと述べるのが会話の礼儀となります。

「早口」と「小声」の癖を直す

話し方で直しておきたい癖は、「早口」と「小声」です。せっかちな性格の人は自分の意見を早く伝えたいという思いが強く出すぎて早口になってしまうことが多いようです。また、声が小さい人は自分に自信が持てない消極的な性格の人に多くみられます。

どちらもビジネスの世界では大きなマイナスとなるので、家族や友人と話す際に少しでも改善する努力を日頃からしておく必要があるでしょう。

答えようのない質問をしないこと

仕事でミスをした部下に上司が「どう責任をとるんだ!」と怒りをぶつけるパターンがよくあります。しかし、相手が答えようのない質問をするのは決して建設的な会話とはいえません。ただ怒りにまかせて相手を罵倒しているだけです。

会話には「質問話法」がありますが、これはあくまで問題点を解決するための方法を一緒に考えるための話法です。質問話法をストレスのはけ口にするのが禁物です。

※この記事は2014年02月12日に公開されたものです

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