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自分の部下を変えたい時に使うと良い一言「どうすればいいかな?」

上司と部下との信頼関係が崩れてしまっていては、組織体としての企業の発展を阻害する要因となりかねません。しかし、部下のハートをつかんだ上司の一言によって、上司と部下が強いきずなで結ばれることもあるのです。

【『リア王』にみる親と子、上司と部下の関係】

そこで、部下を変えるために役立つ上司の一言を、シチュエーション別に紹介しましょう。

ソフトな表現の一言

自分を偉く見せようとする上司は、「あなたはこうあるべきだ」とか「君はこうしなさい」という強い命令口調で部下に接することがあります。しかしこれは部下からの反発を招くだけです。「私はこう思うんだけど、どうだろう?」というソフトな印象を与える表現の方が、部下は気持ちよく上司に従ってくれるものです。強圧的な部下の指導方法はマイナスにしかなりません。

飲み会で言うべき一言

「部下とのコミュニケーションは居酒屋で」という上司が日本には多いようです。そして飲み会の場でも部下を説教する上司もよくみかけます。しかしこれは全くの逆効果です。居酒屋などに誘うこと自体は悪くはありませんが、むしろその場では「社外では仕事の話は一切しないでおこう」という上司の一言が部下にはありがたいものなのです。

創造力を発揮する環境を作って助言

「うちの若い奴らは創造力がない」と嘆く上司もよくいます。しかし、これを裏返してみれば「創造力が欠如した部下ばかりいる環境」を作っている上司の責任の方が大きいということになるのです。部下が自分で思考する環境を作り、上司が「この部分を改善するにはどうすればいいかな?」という助言をすることで、部下の創造力が高まっていくはずです。

強いリーダーシップを示す一言

部下にとって、最も頼りがいのある上司とは「成功は部下の手柄に、失敗は自分の責任」という方針を貫いている人物です。企業における第一の目的は業績の向上です。目的に向かって一致団結した組織体を作るためには、上司には強いリーダーシップと部下を思いやる懐の深さが要求されるのです。

大事なプロジェクトがスタートする際には「結果に対しての責任は全て自分がとる」という上司の一言は、部下のやる気の原動力となるのです。

※この記事は2014年01月27日に公開されたものです

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