たくさんある!ご当地焼きそば―「新潟県:イタリアン」「秋田県:男鹿しょっつる焼きそば」
全国のご当地焼きそばに注目が集まるようになりました。「富士宮やきそば」をはじめ、全国区で有名になったものも少なくありません。今回はご当地焼きそばを集めてみました。土地土地によって「焼そば」「やきそば」「焼きそば」など表記もいろいろ、味もバラエティーに富んでいます!
【和蕎麦で作るヘルシー焼きそばのレシピ】
三大「ご当地焼きそば」というと……
まずは三大「ご当地焼きそば」があって、それは「横手やきそば」「上州太田焼そば」「富士宮やきそば」なのだそうです。
麺はゆで麺。具は、キャベツ、豚ひき肉など。半熟の目玉焼きを載せて、福神漬けが付いてくるのが特徴です。
⇒『横手やきそば暖簾会』のサイト
http://www.yokotekamakura.com/yokoteyakisoba/index.html
麺は太麺、青のり、紅しょうが、ソースの香ばしさ、これらのコンビネーションが上州太田焼そばの特徴です。
⇒『上州太田焼そばのれん会』のサイト
http://www.chobee.jp/ootayakisoba/
麺はコシのある独特の麺(市内にある4つの製麺業者の富士宮やきそば蒸し麺)を使用。「肉かす」が入っていて、「だし粉」を振り掛けるのが特徴です。
⇒『富士宮やきそば学会』のサイト
http://www.umya-yakisoba.com/
●……サイトに「富士宮やきそばの特徴 12箇条」があります。写真提供:富士宮やきそば学会
ご当地焼きそば、他にもいろいろ!
麺はコシのある細麺(道内産の小麦を主原料とする)。オホーツク産のホタテを使用、味付けは塩、鉄板で提供するという特徴があります。
⇒『オホーツク北見塩やきそば推進協議会』のサイト
http://kitamishioyakisoba.blog27.fc2.com/
麺は太めの平麺。甘辛ソースが特徴の「黒石やきそば」。これにラーメンスープなどを掛けたものが「黒石つゆやきそば」です。
⇒『やきそばのまち黒石会』のサイト
http://www.kuroishiyakisoba.com/
麺は粉末ワカメと昆布ダシ入りの特製麺。タレはしょっつるベースの塩味としょうゆ味の焼きそばです。
⇒『男鹿のやきそば広める会』のサイト
http://www.oganavi.com/yakisoba/
麺は細めの二度蒸し焼きそば麺。最初から茶色の麺なのが不思議な感じです。だしを掛けて蒸し上げるようにして作り、目玉焼きを載せるのが特徴です。
⇒『石巻茶色い焼きそばアカデミー』のサイト
http://www.makisoba.jp/
麺は細めのニ度蒸しやきそば麺。キャベツ、豚肉などと共に蒸したじゃがいもを入れるのが特徴、しっかりしたソース味に仕上げます。
⇒『栃木市観光協会』のじゃがいも入り焼きそばの紹介ページ
http://www.kuranomachi.jp/spot/eat/yakisoba.php
温泉街で生まれた辛い焼きそば。練りごま、トウバンジャンなどを用いた香ばしいピリ辛の味が特徴です。「湯河原柑橘系」と「温泉玉子系」があるそうです。
⇒『湯河原町商工会』の担々やきそばを紹介したページ
http://www.yugawara-sci.or.jp/tantan/map.html
焼きそばにトマトソースを掛けたものです。名前も「イタリアン」と不思議な「焼きそば」になっています。
⇒イタリアンの誕生秘話のある『みかづき』のサイト
http://www.mikazuki-go.com/
濃厚なみそベースの特製だれ、ジューシーな鶏肉、高原キャベツを使うのが特徴です。蒜山高原はキャベツの名産地なのです。
⇒『ひるぜん焼そば好いとん会』のサイト
http://www.hiruzen.info/yakisoba/
ジュージューと麺を両面強火で「焼く」のが大きな特徴です。また、もやしがたくさん使われ、もやしと麺のハーモニーが魅力。もともとラーメン屋さんのサイドメニューとして、日田市民に親しまれてきた経緯があるそうです。
今では、日田やきそばを通した町おこし活動も盛んで、市内約20店で食べることができ、それぞれの味と食感の違いを楽しめます。
⇒『日田やきそば研究会』のサイト
https://www.facebook.com/hitayakisobakenkyuukai
焼きそばは、シンプルな料理だけに工夫のしがいがあるのかもしれませんね。地元産の具を巧みに使った新しいご当地焼きそばは、これからも増えるのではないでしょうか。
あなたの地元には、おいしいご当地焼きそばはありますか?
(高橋モータース@dcp)
※この記事は2014年01月26日に公開されたものです