もめたら大変! ご近所トラブル対策「忍び足で歩く」「ゴミの日は守る」
ご近所やお隣さんとの関係は、気持ちよく生活していく上でとても重要です。でも、人によって生活スタイルや家族構成がちがうため、ちょっとしたことがきっかけでトラブルに発展してしまうことも……。そこで今回は、働く女子に「ご近所トラブルにならないように気をつけていること」について聞いてみました。
・「音楽を聴くときはボリュームが大きすぎないようにしている。夜中に洗濯機や掃除器等、大きな音の出る家電は使わない」(30歳/情報・IT/事務系専門職)
・「夜、22時以降は洗濯機を回さない」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「夜9時以降、音楽やTVの音量を下げる」(30歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)
今回の調査では、音の出る家電製品は夜9~10時以降は使わない、もしくは音量を下げるという意見が目立ちました。特に深夜の洗濯機や掃除機の騒音は、ご近所からのクレームになりやすい音。気をつけたいですね。
■深夜の扉開閉音と、足音に注意
・「アパートなので、忍び足で歩くよう心がけています」(27歳/電機/事務系専門職)
・「足音が響かないようにスリッパを履いてます」(28歳/印刷・紙パルプ/技術職)
・「夜遅いときは扉の開閉や廊下を歩くときは下の階の人がうるさくないように静かに音をたてないようにする」(27歳/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)
普通に歩く音なら生活音の範囲とはいえ、走る音や大きく踏みしめるような足音だと、これも騒音トラブルになりがち。深夜は扉の開閉を控える、足音が響くような場所ではスリッパをはいたり、忍び足で歩いたりするというこれらの方法、よさそうです。
■普段からご近所づきあいを心がけている
・「会ったときにあいさつをする。子ども連れの友だちが遊びに来るときには事前に話をしに行く」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「0歳の娘がいるので、泣き声には気をつけている。泣いたときは必ず窓をしめるようにしているが、時々は両隣のお家にお土産を持って行ったり、良好な関係を築けるように心がけている」(30歳/金融・証券/専門職)
子どもが出す大きな音はしょうがない問題とはいえ、ご近所の人すべてが子どもに寛容とは限らないもの。多少の音は聞き流してもらえるよう、普段からご近所づきあいしておくのは大事です。
■そのほか、心がけていること
・「深入りしない。嫌味やちょっとした嫌がらせをされても事を大きくしたくないので程度によってはガマンする」(32歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「ゴミの日は守る」(28歳/自動車関連/技術職)
・「マナーを守って生活すること」(31歳/医療・福祉/専門職)
ご近所との理想の関係は、「深入りしすぎず、関係を良好に保つ」ことではないでしょうか。少しのトラブルなら我慢する、最低限のマナーは守る、……こんなツボを心がけておくと理想の関係が築けるかもしれません。
■もめそうになったときは……
・「直接言うのではなく、管理会社などを通して言うこと」(27歳/情報・IT/技術職)
・「妙な言いがかりをつけられたときは毅然とした態度で抗議する」(32歳/小売店/販売職・サービス系)
ここまで気をつけていても、トラブルになるときはトラブルになるもの。ご近所ともめそうになったら、第三者を入れるなどして、トラブルを最小限に抑えることも必要かも。
深い「ご近所づきあい文化」がなくなりつつある昨今、それはそれで「つかず・はなれず」の新たな関係性を築くのに、苦労している人も多いようです。困ったときは、ぜひ上記のようなご近所トラブル対策、参考にしてみてくださいね。
(ファナティック)
※『マイナビウーマン』にて2013年12月にWebアンケート。有効回答数312件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2014年01月20日に公開されたものです