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あなたの話は誰も聞いていない!話がつまらないのに相手に興味を持たせるには?「アンチ・クライマックス法」

誰が聞いてもつまらないと思えるような事柄を、相手に興味を引かせるように話しかけるのは至難の業ですよね。でも、仕事上どうしてもそれが必要なときってあるものです。それでは、相手が関心を持ってくれるにはどのような話術を用いればよいのでしょうか?

以下にそのテクニックを紹介しましょう。

「起承転結」のある会話

相手に同意を求めるには、会話に「起承転結」がなければいけません。つまり、最初に前置きがあり、次にそれを継承する話題に入り、第三段階では意外な展開に進展し、最後にクライマックスで締めくくるという話術ですね。

「起承転結」は、落語や4コマ漫画などで用いられる手法で、小説や映画などのストーリー構成にも応用されています。「起承転結」のある会話は、まるで物語を聞いているようで、面白みがあることから、上手に相手を会話に引き入れることができるのです。

アンチ・クライマックス法

「起承転結」のある会話は、話のオチが最後に来るため、話の途中で相手が退屈してしまうことがあります。それを防ぐために、話のクライマックスを最初にする「アンチ・クライマックス法」という話術があります。つまり、最初に相手を驚かせて会話に引きずり込む話法ですね。

この話法では、事前に会話の構成をじっくりと練っておく必要があります。

希少価値が高いことを強調する

相手が会話に興味を示すポイントとして、「自分にどれだけのメリットがあるか」という点があります。しかも、得られるメリットが希少価値の高い事柄であれば、がぜん関心度が高くなります。人間には、数の少ないものや、「今しかないという限定的なもの」に対する執着心が強い傾向があり、この習性をうまく利用した会話術ということになります。

最初に禁止事項を並べてみる

また、セールスの世界でよく用いられている話術に、否定的な禁止事項を最初に並べていく手法があります。まず相手が感じていると思われる否定的要素を、禁止事項の羅列という形でこちら側から先に提示していくわけですね。

そして、その解決法としての本題に入るやり方なら、相手が聞く耳を持ってくれる可能性が高くなるのです。

※この記事は2014年01月09日に公開されたものです

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