人から情報を得たい時にすると良い相槌の打ち方とは?―「質問してみる」「オウム返し」
人と人とのコミュニケーションにおいて、最も大切なのは、お互いにスムーズな会話が成り立つことだといえるでしょう。会話で大切なのは相手の話にうまく相槌を打つことです。そこで、上手な相槌の打ち方について、何パターンか紹介しましょう。
【自分ばかり喋ってない?会話上手になるコツ「質問する」「自分の話は1分で」】
話し上手は聞き上手
人間にとって、「幸福」とは、広い意味で他人との関係がうまくいっている状態といってよいでしょう。そのためには、他人との会話のコミュニケーションの取り方が一番のポイントとなります。日本には、昔から「話し上手は聞き上手」という言葉があります。
自分の意見を主張することも大事ですが、相手の話に耳を傾ける姿勢はもっと大切なのです。特に、初対面の人に対しては、主に聞き役に徹することも大事です。
タイミングよく入れる相槌
会話が弾むことがコミュニケーションでの第一条件です。そのためには、相手の話にタイミングよく相槌を入れながら会話を盛り上げていく必要があります。相槌には「はい」「うん」「ほう」などの簡単な単語がいくつかあります。
そして、相手が会話の区切りごとに「合いの手」として入れるのが会話を弾ませるために効果的です。
質問話法
人と人との会話は、音楽の演奏と同じようにリズミカルに流れることで徐々に盛り上がっていきます。したがって、話を聞く方もただ黙って聞き役に回るだけではいけません。適切なポイントで相槌を打ちながら、たまには自分の意見も述べなければなりません。
あるいは「それはどういう意味ですか」などと簡単な質問を挟むことも大切です。これは「質問話法」といいます。ちょっとした質問によって、会話の幅がさらに広がっていくことになり、大変効果的です。
オウム返し話法
短めの質問と同様に効果的なのは、相手の言葉を繰り返す「オウム返し話法」です。相手が特に強調したい重要な言葉には、その言葉をまるでオウムのように繰り返して応じるのです。そうすることによって、相手は「自分の話を真剣に聞いてくれている」という思いが強くなり、聞き手への距離感がぐんと近くなっていくのです。
すなわち、良好な会話のコミュニケーションがとれているということですね。
※この記事は2014年01月09日に公開されたものです