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あんまり知らない人でも「好きかも」と思うのはなぜ?―「直前の自分の行動が大きく影響」

カフェでよく近くの席になる人、もしくは街で偶然見かけた人など、あまり相手のことを知らないはずなのに「すてき」だと思ったり、時に「好きかも」と思ってしまったりするのはなぜなのでしょうか? ひとめぼれの理由について調べてみました。

【ひとめぼれ相手と付き合ったことある?】

ひとめぼれするときは、その直前の自分の行動や、場所による影響が大きい

偶然街で見かけた人にひとめぼれしてしまうのは、その場所による雰囲気、またはその直前にしていた自分の行動による影響が、大きく働いています。このような影響のことを、フィーリング・グッド効果と言います。人は自分が心地よく感じる空間にいて、心身共にリラックスしていたり、快感を覚えていたりすると、全く知らない他人でも心を開きやすくなったり、打ち解けやすくなったりします。

例えばお気に入りのカフェでおいしいランチを食べたり、コーヒーを飲んだりしているとき、大好きな本屋さんでお気に入りの本を見つけたとき、わくわくした気持ちでウィンドーショッピングしているときに、たまたま通りがかってきたイケメンとすれ違ったとします。

きっと多くの女性がドキッとするのではないでしょうか。自分がハッピーな気持ちでいるときは、たとえ全く知らない他人でも、「恋に落ちそう」と感じることが人にはあるのです。

意識で感じるものより、潜在意識で感じるものの方が印象に残りやすい

また人間は意識して感じるものよりも、潜在意識で感じたものの方が、強く印象に残りやすい傾向があります。例えば笑っている人が、目の奥では笑っていなかったりすると、どちらかというと「その人の笑顔」よりも「目の奥に感じた印象」の方が強く残ることがあります。

ひとめぼれも同じように、その人の容姿よりも、その人が持っている目には見えない雰囲気のほうが強く印象に残ります。目には見えない印象が強く残ると、「なぜあの人が、こんなに気になるんだろう」と自分に対して疑問を持ちます。

そして、その疑問の答えとして、「恋したのかもしれない」という結論を結びつけやすくなるのです。全く知らない相手に恋してしまう人が、「自分でもなぜ好きになったのか、よくわからない」と答えることが多いのは、目に見えない「潜在意識からの印象」を「恋の決定打」にしているからです。

街で出会ったすてきな人に心を奪われ、思い切ってアタックして会ってみたのに、なぜか二度目に会ったときは「それほどでも」なかったりするのは、その場所の雰囲気に流されていただけなのかもしれません。また逆に、ひとめぼれした相手がドンピシャで、急速に恋に落ちてしまうこともあります。

まとめ

いつ恋に落ちるのか、本当に恋に落ちるのかどうかは、誰にも予測不可能。とにもかくにも偶然の出会いが、いい恋に発展するといいですね。

※この記事は2014年01月08日に公開されたものです

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