お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

意外な方法で相手を説得できる方法「繰り返し」

説得といえば話し方や話す内容が大事だと思いがちですが、ちょっと意外な方法を使っても成功する場合があります。常にこの方法をとるのはちょっと難しいですが、聞き手が普通の説得にはなかなか応じない場合などは最終手段として用いるという手も。そこで今回は、普通なら使わない意外な方法で聞き手を説得させる方法をご紹介しましょう。

【「あなたの代わりは、いくらでもいる」恐怖心を利用した説得はNGなワケ「自分に跳ね返ってくる」】

相手に信頼してもらうには繰り返し

説得に必要不可欠なのは信頼とも考えられており、付き合いが長く信頼できる相手ほど簡単な言葉で説得ができ、面識がなく信頼できない相手ほど説得には時間がかかります。信頼度は上げようと思えばかなり上げられますから、足りないと感じたら説得時にそれを行うのもいいでしょう。

それにはささいな繰り返しを用いることです。何度も繰り返すことで内容がしっかりと理解されるので印象にも残りやすくなります。聞き手も納得しながら説得を聞くことができますので信用度もあがっていくことでしょう。繰り返すポイントとしては強調したい部分、わかりにくい部分になります。聞き手の様子をうかがいながら、内容が理解できているかどうかを見定めながら繰り返してみましょう。

嫌われ者を説得役にしてみる

説得には、聞き手に人気が高く評判の良い人を選んだほうが成功しやすい印象がありますが、あえて嫌われ者を説得役にするという方法もあります。話し手が話しやすい相手ならば、聞き手はなんとか強引に状況を改善しようと試みることができますが、嫌われ者とは関わりたくない場合はそれができません。よって、説得材料に納得できるようなものがそろっていれば、聞き手はそれを受け入れるしかないのです。

このように、普段ならば話すらしようとしない相手が説得役に回ると、意外な信頼を得ることができるようになります。説得の成功はもちろんのこと、その人を見る目までが変わることもあるのです。

説得の良い方法が思いつかないと悩んでいる人は、普段とはちょっと違う考え方をするだけでも新たなアイデアが生まれることもあります。柔軟に考えて、斬新な方法で説得を成功に導いてみるのもいいかもしれませんね。

※この記事は2013年12月28日に公開されたものです

SHARE