そのニオイ“ミドル脂臭!? 冬でも86%の女性が気になる30・40代男性のニオイ
マンダムは、30、40代男性の頭部から首にかけて発生するニオイの成分がジアセチルであることを独自の手法で解明し、そのニオイを“ミドル脂臭”と名付けた。また、そのニオイに関して女性はどう感じているか、25~49歳女性 534人に生活者意識調査を実施した。
85.8%の女性が冬でも30、40代男性のニオイが気になる
12月に実施された同調査によると、汗のニオイが気になる季節が過ぎた同時期でも、男性のニオイが気になることがあると答えた女性が全体の85.8%と、かなり高い数字となった。また、ニオイが気になるシチュエーションとしては、第1位がエレベーター等の狭い空間、第2位がすれ違ったとき、第3位が電車の中と続き、その際の対処法としては息を止めるなどしていることが分かった。
“ミドル脂臭”とは?
同社による「男性の加齢による体臭変化」の調査によると、男女ともに男性の体臭変化に気付く年齢は30代から40代と答えた人が50%を越え、ミドル脂臭の原因成分ジアセチルの年齢別発生量と比例していた。汗のニオイは20代がピークで、30・40代ではやや減るものの、加齢臭の成分は40代以降から発生し、本格発生は50・60代以降となる。つまり、汗臭・ミドル脂臭・加齢臭を併せ持つ30・40代男性は、人生で一番複雑なニオイを持つ時期と言えるかもしれない。
“ミドル脂臭”は加齢臭よりも臭い!
“ミドル脂臭”の成分であるジアセチルは、古い天ぷら油のようなどんよりとしたニオイが特徴で、空気中に拡散しやすく微量でも臭いを感じやすいのだという。男性の後頭部から首にかけてに発生しやすく、「頭や首の後ろあたりがべたつくことがある」「枕カバーに色がつく、またはクサイと感じる」などに心当たりのある人は、ミドル脱臭を放っている可能性が高いという。
※この記事は2013年12月25日に公開されたものです