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あなたの文章が読みにくい理由「否定や受け身の表現が多い」

誰が読んでも分かりやすい文章が書けたらいいですよね。でも、書き終わって読み返してみると、何だかチグハグでまとまりがない。どのような点に気をつければ、読みやすい文章を書くことができるのでしょうか?

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できるだけ、否定や受け身の表現を避ける

文章を書くというのは、ある程度訓練を積まなくてはなかなか上達しない難しいものです。そのため、慣れないうちはついつい否定や受け身の表現が多くなるんですね。でも、これらの言葉の響きからも分かるように、どちらもあまり進んで読みたいとは思えないような印象を与えてしまいます。

同じことを文章に表すのでも、ちょっとした言葉の使い方で読み手が受ける印象はガラっと変わるので、一通り書き終わったらザっと読み返してみて「なんだかチグハグで、まとまりのない感じだなぁ」と感じたら、このような引っかかる表現を乱用していないか確かめ、書き直していきましょう。

文章を読ませるには、テンポも重要。ウジウジとした表現よりも、前向きでさわやかな印象の表現を使ったほうがすいすい読めます。「次はどうなるんだろう?」と思わせればこっちのものです。

否定文と受け身の表現

それでは、具体的に否定と受け身の表現について説明していきます。まず否定文ですが「恋をしたくない人などいない」というのがそうで、読んでみるとすべてを否定しているような、なんとも後ろ向きの暗い印象を受けますよね。

同じ内容の言葉でも「誰もが恋をしたいと思っている」と肯定の表現をしたほうが明るい印象になり、読みやすくなります。また「したくない」「いない」と二重の否定になってしまっているのもくどい印象を与えるので避けたほうがいいでしょう。

受け身の表現は「~された」というような消極的な印象を与えます。どんなことでも「された」と受け取るか「した」と考えるかで結果はまったく違ってくるように、文章においてもささいな表現の違いで読み手が受ける印象はまるで違ってきます。

「ボーリングに誘われた」よりも「ボーリングに行くことにした」のほうが前向きな感じがしませんか? 読み手にもっと読みたいと思わせる文章を書くために、これらのことを常に意識するようにしましょう。

※この記事は2013年12月25日に公開されたものです

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